三四郎雑記2nd

[マンガ感想] そんな未来はウソである 第37話

別冊少年マガジン2012年10月号(通巻37号)に掲載されている「そんな未来はウソである」 Vol.37 『人間関係など』の感想です。

別冊少年マガジン2012年10月号(通巻37号)「そんな未来はウソである」 Vol.37 『人間関係など』

マンガの内容に触れていますので、未読の方はご注意ください。

「そんな未来はウソである」 Vol.37 『人間関係など』

新キャラ登場

新キャラ祭りだった前号に続き、今回も初顔見せの女子キャラが登場だじょ。モブだけどな!

「そんな未来はウソである」 Vol.37 『人間関係など』 2-Aの女子生徒 【名前不明】
2-Aの「占いの館」で占い師をしていた少女。名前不明のモブキャラだが、本作で2年生の先輩が登場するのは初めて。セリフの数はやたらと多く、Vol.18に登場した秋吉さんのセリフ数を軽く凌駕してるじゃないか。
占い師っぽい頭巾を被っているため、髪型はよくわからない。フェイスラインからストレートの黒髪が覗いているので、黒髪ロングか?ミツキと交わした会話の内容から察するに、文化祭のエピローグに出て来そうな予感。ていうか、ぜひ再登場して欲しい。

ストーリー&感想

『みなみけ』桜場コハル本気作!
JK超能力のスクールデイズ!!

(扉ページ[P.465]のキャッチコピー)

突如現れたアカネの親友(といわれる)リオ登場!
ちょっとヤキモキ気味のミツキが取った行動は・・・!?

(扉ページ[P.465]のアオリ文)

他人の未来が少しだけ見えてしまう大橋ミツキ。彼女の最大の悩みは、大好きな友達・佐藤アカネと深い親友関係になれないこと・・・・・・。そんな中、クラスメイトの高山とアカネが将来結婚する未来を見たり、アカネの旧友・リオの登場で、悩みはさらに深まるばかり。一方のアカネは、ミツキと高山をくっつけて、一人静かな学生生活を満喫しようと画策中――
(2ページ目[P.466]の柱文/前号までのあらすじ)
  • 前号で3周年を迎え、今回から連載4年目に突入した「そんな未来はウソである」。それを記念してか、「あらすじ」の文言が一新されてるじゃないか。最近はキマシ展開が増えてるから、これは納得できる変更だ。特に「佐藤アカネと深い親友関係になれない」というフレーズが、なかなかの なかなかだね。
  • ストーリーの方は文化祭のつづき。今回はシーンの時々切り替わりが多く、数えたら10シーンもあった。そのため、小気味よいテンポで物語が進行している。「そんな未来はウソである」には、「みなみけ」では見られないような趣向が時々見受けられますな。過去に於いては、Vol.23Vol.26Vol.32で映像的なコマ割りや演出が導入されていた。別マガの編集コンセプトは「週マガでできないことをやろう」らしいが、コハル先生的には「ヤンマガでできないことをやろう」なのかも。

Scene.1 アカネとリオ

  • 「『文化祭とは男女の仲を飛躍的に深めるイベントである・・・・・・』はず」と独りごちるアカネ。静かな場所に移動し、新たなくっつけ作戦を考えようとするが、その矢先にキマシ娘・リオが登場!前回同様、いきなり背後から現れやがります。例のワープ能力を発動したのかも。一方、突然うしろから抱きつかれたアカネは、心底 迷惑そうな表情だ。コハル先生の作品で、こういった顔つきは初めて見るなぁ。作画的な新しい試みかも。

Scene.2 ミツキ

  • 場面は変わり、ミツキちゃんが登場。『親友って・・・・・・どうしたら なれるものなのだろう・・・・・・』と考えながら、元気なく廊下を歩いている。前回、高山から聞いた情報が原因で、アカネとリオは親友同士だと勘違いしているもよう。そんな中、彼女の目に「2-A 占い館」というポスターが飛び込んでくる・・・。

Scene.3 アカネとリオ

「そんな未来はウソである」 Vol.37 『人間関係など』

  • リオの頭を「ぐいっ」と押さえつけ、力ずくで引き離すアカネ。「あんまり近づかないでくれます?」という滅多に使わないお嬢様言葉が、二人の距離感を如実に表してますな(右図参照)。
  • でもリオにとっては、そんなことは慣れっこだ。逆にアカネの心を見透かしたように、痛いところを突きやがります。「アカネちゃんは他人を避けてるつもりでも いつの間にか他人に どっぷり深入りしてる」とか「好きでもない子の世話を焼きすぎて行為を抱かれる」とか、全部大当たり。ワープ能力だけでなく、テレパス能力も持ってるのか?と思わせるようなツッコミじゃないか。

Scene.4 高山と愉快な仲間たち

  • 中庭らしき場所のベンチに座り、周囲を警戒しつつ、弁当箱を開ける高山。へーそうなんだー。アカネの弁当作り(Vol.5で宣言/Vol.6でスタート)は、まだ続いてたのか~。Vol.7「気がむいたらまた持って来てあげる・・・」と言ってたけど、ここまで長続きすると、もはや無償の愛に近いレベル。
  • こっそり弁当を食べようとした高山だったが、やにわに男友達2名(黒髪&茶髪)が背後から現れる。あ~あ、ついにバレちゃった。まあそれでも唯一の救いは、弁当を作った女子を特定されなかったことですね。
  • 黒髪&茶髪が食べている侘びしい昼食は、2-Bの油っぽい焼きそば。つまり2-Bの催し物は屋台の類と思われる。今回の1ページ目・3コマ目の背景で、学年不明のB組が「大迷路」という看板を掲げているが、あれは1年または3年ってことになりそうだ。なお、黒髪が登場するのは5回目で、茶髪の方は3回目。そろそろ名前を付けてあげて!

Scene.5 ミツキと占い師

「そんな未来はウソである」 Vol.37 『人間関係など』

  • 「占いの館」が気になり、2-Aの教室にやって来たミツキ。占い師役の女生徒に「あなたはあれですね 何か悩んでますね」と声をかけられる。「ど どうしてわかるんですか!?」とマジで驚くミツキちゃん。それ占い師の常套句や!真に受けたらあかんで!!
  • 占い師は悩みの種類を「人間関係」であると言い切り、それを聞いたミツキは またしても衝撃を受ける。いくら何でも驚きすぎだろ!と思ったが、この後の彼女の言葉から、その理由が透けて見える。ミツキは「私が変だからというわけでは無いのですか!?」と打ち明けているので、アカネとのキマシ関係に関する悩みなのだろう。
  • 一方、占い師の方は、ミツキの悩みを男性との恋愛と勘違いしているようす(右上図参照)。そのせいか、祖母から聞いた恋愛に関する格言――「男を捕まえるには胃袋をつかめ」――をミツキに伝えている。なかなかお茶目な娘である。

Scene.6 江口姉妹とマドカ

  • お化け屋敷には、腹を空かせた江口さん、眠ったままの江口さんの妹、同じく寝ているマドカの姿があった。インターミッション的な、1コマだけの登場だけど、各キャラの特性がよく顕れてるね。よく見ると、江口妹のおっぱいは けっこう大きいじゃないか。どんなに小さく見積もってもCカップ強はありそうだ。(*´Д`*)

Scene.7 アカネとリオ PART2

  • リオの鋭い指摘に焦ったのか、アカネは「私がタダで何かをすることはありません」と切り出し、「たとえば野菜などをいただいた場合」云々と続けている。野菜というのは、Vol.27で高山から貰った野菜のことですね。ちなみに野菜のお返として、ちりめん山椒を贈ったことがVol.28で判明している。

Scene.8 江口姉妹とマドカ PART2

  • さっきと全く同じシチュエーションで江口姉妹&マドカが登場。夢を見ながら、寝言を言ってるマドカが可愛い。

Scene.9 ミツキと占い師 PART2

  • 占い師先輩の恋愛アドバイスは終了。具体的な助言内容は描かれていないが、ミツキが頬を紅潮させてお礼を述べているので、男女の恋愛に関するキワドイ内容だったのかもしれない。
  • アドバイスを受けている最中、ミツキは占い師の瞳を見てしまったらしい。この後 占い師に起きる悲劇を事細かに伝えている。ナチュラルハイというか饒舌モードになったミツキちゃんキャワワ。連載当初の頃と比べると、ずいぶん明るく積極的になったよね。やぱり恋する乙女の成せるワザなのか!?キマシパワー恐るべし!!

Scene.10 アカネと高山と玉砕するミツキ

  • リオをまき、ようやく一人になれたアカネ。疲れ果てた表情で廊下を歩いていたところ、高山とバッタリ遭遇する。「ミツキを誘って見て回ればいいのに・・・・・・」と恋愛指南するが、シャイボーイの高山には無理な話である。アカネは「文化祭は協力して準備する段階が一番チャンスがあったかも・・・・・・」という結論に達する。
テキトー占いに背中を押され、挑んだ結果は玉砕! 悪いのは占い!? 鈍感!? どっちだ!?
(最終ページ[P.474]の柱文)
  • アカネと高山が二人して溜息をついていたところ、ミツキが登場。高山とアカネをくっつけたいミツキは二人に声をかけ、何か人間関係の悩みがないかを尋ねる。今さっき占い師先輩から聞いた男女恋愛のアドバイスを、目の前の二人に披露する気満々だ。だがしかし、アカネと高山はミツキの申し出をキッパリ拒否。けっきょく、いつもの涙目ミツキちゃんになるのでした。
  • ところでVol.35の冒頭でアカネさんが閃いた完璧な作戦って、いったい何だったんですか? わたし、気になります!

別マガ10月号 特大アンケートプレゼント

別冊少年マガジン2012年10月号 特大アンケートプレゼント

  • 「そんな未来はウソである」関連のプレゼントは、毎度お馴染みの別冊少年マガジン特製クオカ4枚組。セット内容にも変化がなく、「そんみら」以外の3枚は「どうぶつの国」「じょしらく」「神さまの言うとおり」となっております。絵柄も同じです。
  • プレゼント当選者数は20人。ケータイ、PC、スマフォ等から応募サイトにアクセスし、所定のアンケートに答えると抽選で当たります。今月号の締め切り日時は2012年10月8日(月)21時00分であります。詳細は別マガ10月号の巻末ページ(P.736~737)で確認してね。

次号発売日

次号「別冊少年マガジン11月号」は10月9日(火)発売です。

次号掲載分で単行本化のストック(12本)が貯まるから、第3巻の情報が載るかもね。

関連記事

■ [マンガ感想] そんな未来はウソである 第36話
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関連サイト

■ そんな未来はウソである (講談社コミックプラス)
■ そんな未来はウソである (Wikipedia)
■ 桜場コハル (Wikipedia)

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三四郎.
Posted by三四郎.

Comments 2

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長男

バーナム効果で釣る系の展開かと思いきや、単なる世間話になっていた!
占いの館が、いかにもコハルワールドな流れで笑ってしまいましたww

>よく見ると、江口妹のおっぱいは けっこう大きいじゃないか。どんなに小さく見積もってもCカップ強はありそうだ。(*´Д`*)

寝る子は育つんですねw
というか、マドカは寝顔(?)がカナにそっくりですなww
コマが小さいので、トーンがいつもより濃く見えます。

>ところでVol.35の冒頭でアカネさんが閃いた完璧な作戦って、いったい何だったんですか? わたし、気になります!

データベースは答えを出せないんだ、ごめんねw
…真面目に推理してみましょうか…w
アカネにとって一番イレギュラーな事態は、キマシリオちゃんの登場であることは間違いないでしょう。
これによって、アカネの行動の自由が束縛され、作戦が遂行できなくなった、と見るのが妥当でしょうか。
つまり、アカネが能動的に活動するタイプの作戦であった、と推測できます。
また、473Pで高山と出会ったときの反応から、高山ではなく、ミツキに何かはたらき掛けるつもりだったのではないでしょうか。
…が、これ以上は情報不足で推理が行き詰まってしまいますw
しかし、3コマ目の台詞から、閃いた完璧な作戦は、すでに忘却の彼方の可能性も…ww

キマシリオさんの、テレパス能力者かのような洞察力、あなどれませんね。
今後が楽しみであります。

2012/09/11 (Tue) 20:38

三四郎.

◆長男さんへ

> バーナム効果で釣る系の展開かと思いきや、単なる世間話になっていた!
> 占いの館が、いかにもコハルワールドな流れで笑ってしまいましたww

終始ポーカーフェースの占い師先輩。対照的に珍しくテンションが高いミツキちゃん。
文化祭という非日常空間のなせる技を、コハルワールドな流れで見事に演出してますねw


> >よく見ると、江口妹のおっぱいは けっこう大きいじゃないか。どんなに小さく見積もってもCカップ強はありそうだ。(*´Д`*)
>
> 寝る子は育つんですねw
> というか、マドカは寝顔(?)がカナにそっくりですなww
> コマが小さいので、トーンがいつもより濃く見えます。

3人一緒のコマは、色々な意味で濃ゆい!
江口さんが口にくわえているお菓子は「ばかうけ」に見えるッス。


> >ところでVol.35の冒頭でアカネさんが閃いた完璧な作戦って、いったい何だったんですか? わたし、気になります!
>
> データベースは答えを出せないんだ、ごめんねw
> …真面目に推理してみましょうか…w
> アカネにとって一番イレギュラーな事態は、キマシリオちゃんの登場であることは間違いないでしょう。
> これによって、アカネの行動の自由が束縛され、作戦が遂行できなくなった、と見るのが妥当でしょうか。
> つまり、アカネが能動的に活動するタイプの作戦であった、と推測できます。
> また、473Pで高山と出会ったときの反応から、高山ではなく、ミツキに何かはたらき掛けるつもりだったのではないでしょうか。
> …が、これ以上は情報不足で推理が行き詰まってしまいますw
> しかし、3コマ目の台詞から、閃いた完璧な作戦は、すでに忘却の彼方の可能性も…ww

ラブコメ物にありがちなのは、忘れていたことを突然思い出すも時すでに遅しとか、
ミイラ取りがミイラになる展開ですが、コハル先生作品なので絶対やらないでしょうねw


> キマシリオさんの、テレパス能力者かのような洞察力、あなどれませんね。
> 今後が楽しみであります。

リオのキャッチフレーズ(カナ風)
キマシと洞察力を兼ね備えた驚愕のJK!

2012/09/11 (Tue) 22:36
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