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[マンガ感想] みなみけ 第195話 「さあ名探偵」

週刊ヤングマガジン2012年No.18に掲載されている「みなみけ」第195話『さあ名探偵』の感想です。

週刊ヤングマガジン2012年No.18 みなみけ 第195話 「さあ名探偵」

以下、マンガの内容に触れていますので、未読の方はご注意ください。



「みなみけ」アニメ第4期の続報

ドラマになるのはどのお話かな?第①巻~⑨巻、大絶賛発売中!!
新作アニメのシナリオの打ち合わせを
監督さん、脚本家さんたちとしてきました。
最初のネタは何がいいかな?
(扉ページ[P.115]のアオリ文)
  • 「ドラマ」なんて単語を使うから、一瞬ドラマ化するのかと思ったよ!その後に続く文言を読めば、アニメ化対象の話のことだって分かるけど・・・ ^_^;
  • それはともかく、「監督さん、脚本家さんたち」という部分が気になるなぁ。ちょっと考えすぎかもしれないけど、「たち」がどの単語に掛かっているかで意味が違ってくると思うのですよ。「監督さん、脚本家さん」に掛かっているなら、アニメの主要スタッフと打ち合わせしました的な意味合いになる。片や「脚本家さん」だけに掛かっているとしたら、複数のシナリオライターが関わっていることになる。これはつまり、「みなみけ おかえり」みたいな脚本家1人体制では無いってことだ。ただ、「みなみけ~おかわり~」も複数の脚本家が関わっていたので、ぬか喜びは出来ないけどね。とにかく今できることは、「みなみけ(1期)」のあおしま氏・鴻野氏チームであることを祈ることだけ。

第195話 『さあ名探偵』 ストーリー&感想

天才が誕生する瞬間に刮目せよ!!
(扉ページ[P.115]の柱文)

言い出すタイミングを逃したせいで、名探偵に祭り上げられてしまった。天才の最大の能力は、ずばり〝勘〟!!
(2ページ目[P.116]の柱文)
  • 扉絵の内田が凛々しい可愛い!思わずブヒブヒ、ペロペロしたくなるレベル。(*´Д`*)
  • 今回の「みなみけ」は、そのユカ嬢が名探偵に祭り上げられるお話。内田本人には全くその気が無いのだが、なりゆきや偶然、周囲の思い込みが重なり、名探偵としての地位を確立してしまう。しかし、そこにはとんでもない落とし穴が待ち受けていた・・・。「みなみけ」で探し物ネタというと、タケルおじさんのペン占い(第33話『当たるんだって』)以来ですな。
  • おや!キャラ紹介欄がL字掲載(小口と地の両方に掲載)から、通常の小口のみ掲載に戻っているぞ。今回載っているのは、チアキ、内田ユカ嬢、吉野ちゃん、トウマの4名。小学生女子様が優先され、マコト、カナ、ハルカ姉さまの3人は出番はあれど、キャラ紹介は無し。
▊ 名探偵 現る!
みなみけ 第195話 「さあ名探偵」
  • 舞台は小学校の教室。チアキが困り顔で、行方不明の消しゴムを探している。するとそこに内田が登場。チアキが振り向いたところ、内田の手には探していたチアキの消しゴムがあるではないか! どうやら内田が無断で借りていたらしい。ところが、チアキは内田が見つけてくれたものと勘違い。内田は探し物の天才だと思い込んでしまう。天下無敵のおりこうさんともあろう者が、嬉しさの余り、状況判断がおろそかになったな!
  • そんなことがあった直後、吉野ちゃんが探し物をしている場面に出くわしたチアキ。内田の背後から「さあ名探偵」とつぶやき、問題解決を働きかけちゃいます(右図参照)。今さら消しゴムの件を打ち明けることもできず、内田は仕方なくそれに従うことに・・・。で、吉野ちゃんに事情を訊いたところ、国語の教科書がないという。名探偵・内田は「教科書ならトウマに貸してなかった?」と、サラッとアドバイス。するとそれが大当たり。吉野ちゃんはトウマに貸していたことを、ど忘れしていたのだ。横で見ていたチアキは「さすが名探偵 周囲をよく観察し記憶している!」と感心したようす。本心からの発言なんだろうけど、小馬鹿にした感じにも聞こえるのは気のせい?
  • いやそれにしても驚いた。吉野ちゃんにはうっかり者属性もあったのか! 前回の魚の小骨の件(不器用属性=視点を変えたお嬢様属性)に続いての、新属性アピールじゃないか。わざわざ短所をアピールするなんて、ギャップ萌えにもほどがある。それを狙ってやっていたとしたら、さすがブラック吉野ちゃんだ。(*´Д`*)
  • 国語の授業が終わり、教科書を返しに来たトウマ。内田が探し物スペシャリストである件を知り、相談を持ちかける。今朝、登校したら靴箱から上履きが消えていたというのだ。予期せぬ展開に、困惑を隠せない内田。「となりの靴箱に間違えて入れてるんじゃない?」と、テキトーな推理を口に出す。ところがトウマが靴箱を見に行くと、名探偵の推理はズバリ命中。本当に隣の靴箱に入っていた。一度ならず二度・三度も探し物を見つけ出した内田。その特異な能力を目の当たりにし、チアキは「さすが名探偵!少ない情報から真実を導き出すとは!」と唸らずにいられなかった。
  • そんな中、再び探し物の要請が入る。今度の依頼人はマコトだ。探して欲しいモノは、教科書や文房具等のアイテムではなく、「本当のオレ」という抽象的なモノ。マコちゃんとマコトの間で人格が揺れ動き、本当の自分を見失う時があるようだ。禅問答の問いのような依頼に対し、内田は単刀直入に「マコト君はマコト君でしょ?」とアドバイス。かなりアバウトだけど、マコちゃんの正体を知る数少ない人物ならではの回答といえる。その証拠に(?)、マコトも納得し大喜びだ。なお、マコトの探しモノが見つかった件には、チアキの論評は無し。チアキはマコちゃんの正体を知らないから当然やね。ただ、この話をアニメ化する際には、流れ的に何か一言入れて欲しいッス。

▊ 名探偵 犯人にされる!
みなみけ 第195話 「さあ名探偵」
  • そんなこんなで、その日の放課後。舞台は南家マンションに移る。内田も来訪中だ。チアキから内田の探し物能力を聞いたカナ(右図参照)は、早速「私のおやつ食べた犯人を捜せるか?」と名探偵に依頼。内田は困惑したものの、カナの頼みを引き受け、「ちなみに それはどんなお菓子なの?」と尋ねる。質問に対する、カナの答えはこうだ。
    • 「6個入りのチョコレート」
    • 「昨晩開封して3つ食べて、今朝3つ食べた」
    • 「学校から帰ってくると すべてなくなっていた!」
  • これはヒドイ!事件でも何でもないやん。ミステリーには「被害者が犯人だった」という自作自演パターンがあるけど、カナのとった行動は自作自演というよりも、ていのいい自首だね。なのに犯人を見抜けない名探偵・内田。深読みしている訳ではなく、マジで分からないようす。「勘」は鋭いが、「人の話を聞く力」は乏しいってことか。チアキのツッコミ発言「おや名探偵?私には真相が見えましたよ」には吹いた(笑)。
  • けっきょく、おやつ消失事件の犯人はバレバレだけど有耶無耶にされ、カナは新たな依頼を持ちかける。ハルカ姉さまが買ってきた 本日のおやつの隠し場所を推理して欲しいというのだ。って、またおやつかよ! しかも、今度は周辺情報は一切無しだ。一方、名探偵の内田には、情報が少ないことが却って幸いしたようだ。得意の勘を使い、隠し場所が「冷蔵庫の上」であることをスバリ言い当てるのであった。
  • 冷蔵庫の上に隠されていたのは、どら焼き3個。カナ・チアキ・内田は、それを1人1個手に取り、ぱくつき始める。カナが率先して食べるのは分かるが、チアキはそんなことしていいのか?!後でハルカ姉さまに怒られるぞ。そして内田!さも当然のように食べているが、どうなっても知らないぞ!!
  • 案の定、3個目のどら焼きは、ハルカ姉さまの物であることが判明。カナは「ハルカのおやつを食べた犯人は誰だろうね?」と ほくそ笑み、チアキは「名探偵 犯人になるの巻!」と言い放つ始末だ。ハルカ姉さまのおやつ食べられない事件再び! 第176話 「余った」で 例の店のドーナツを食べ逃した時の擬声語(擬態語)は「プスー」で、今回は「めそめそ」。どちらも涙目の姉さまが描かれてるが、今回の方がショックが大きかったのかも。

2人の策士にまんまとハメられてしまった名探偵。チアキはこの結末を計算して、探偵に仕立て上げたのか!?
(最終ページ[P.122]の小口柱文)
  • 「みなみけ」では勘違いしたまま事態が進行し、最後のオチも勘違いしたままという王道パターンがあります。今回も基本的には勘違いしたまま(カナとチアキは内田を名探偵だと思ったまま)だけど、内田を犯人に仕立て上げた件は変化球パターンと言えるかな。
  • 5ページ目(P.119)の5コマ目、8ページ目(P.122)の5コマ目を見ると、コタツ布団は撤去されてるじゃないか。第123話 「しまった」で見られた カナとハルカ姉さまの攻防は、今年も繰り広げられたのかな?

次回掲載号

次回登場は4/16発売号。近頃ハルカはおやつを食べられてないぞ。
(最終ページ[P.122]の地柱文より)
  • ということで、次回の「みなみけ」はヤンマガ4月16日発売号(No.20)に掲載されます。
  • 最近、おやつが出て来る時って、ハルカ姉さまがオチ要員になってますな。 逆の見方をすれば、物語中におやつが登場すれば、最後にハルカ姉さまの出番があるわけだ。ハルカ姉さまのおやつ出オチの法則なわけだ。

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【関連サイト】
■ ドラマCD付き「みなみけ」限定版公式サイト (講談社 特設サイト)
■ みなみけ (StarChild アニメ公式)
■ みなみけ (Wikipedia)



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COMMENT

>それはともかく、「監督さん、脚本家さんたち」という部分が気になるなぁ。

>ただ、「みなみけ~おかわり~」も複数の脚本家が関わっていたので、ぬか喜びは出来ないけどね。

はい、ここに本来喜ばしいはずの『アニメ化』という一報が、手放しで喜ぶことができないという、理由のすべてが凝縮されていますよね。
とにかく、あおしま氏鴻野氏の、脚本家チームであることを祈ります。

>「みなみけ」では勘違いしたまま事態が進行し、最後のオチも勘違いしたままという王道パターンがあります。今回も基本的には勘違いしたまま(カナとチアキは内田を名探偵だと思ったまま)だけど、内田を犯人に仕立て上げた件は変化球パターンと言えるかな。

内田が勘違い“される”側だというのも珍しいパターンかもしれませんw
さらに、小学生チームでは、こういう流れで、すべてを理解している黒幕だったり傍観者だったりという役どころのキャラが居ないのも特徴でしょうか。
高校生組ですと黒幕速水先輩、中学生組ですと傍観者ケイコのようなw

また、スタッフによって、アニメにしたときの出来が大きく差が出そうな話でもありますね。
今回の話は、こう、なんとも言えない勘違いの空気を、ニヤニヤして観てもらうということに、重点を置いた脚本演出にしませんと、面白い話にはなりにくい、何ともみなみけらしい話だと思います。
オチが、ハルカ姉さまのおやつ出オチという、わかりやすいオチなので、オチのみに着目して、勘違いの空気の流れ、を軽視したら、原作通りなのになんか微妙、ということになりかねませんよね。
と、いうことにならないように、脚本家チームの人選について、日々祈ってるんですよね。

>ハルカ姉さまのおやつ食べられない事件再び! 第176話 「余った」で 例の店のドーナツを食べ逃した時の擬声語(擬態語)は「プスー」で、今回は「めそめそ」。どちらも涙目の姉さまが描かれてるが、今回の方がショックが大きかったのかも。

そんなに美味しいどら焼きだったんでしょうかねw
というか、日常よくある事態なために、ハルカ姉さまのお菓子作りスキルが上達するのかも?
おやつを食べられた→自分で作るしかない!
ということで、あの一般家庭で作るにはハードル高すぎる「桜餅作ってみた」という流れが、驚きの展開の裏にあったのかもしれないかなとw

| 長男 | 2012/04/04 | URL

◆長男さんへ

> >それはともかく、「監督さん、脚本家さんたち」という部分が気になるなぁ。
>
> >ただ、「みなみけ~おかわり~」も複数の脚本家が関わっていたので、ぬか喜びは出来ないけどね。
>
> はい、ここに本来喜ばしいはずの『アニメ化』という一報が、手放しで喜ぶことができないという、理由のすべてが凝縮されていますよね。
> とにかく、あおしま氏鴻野氏の、脚本家チームであることを祈ります。

今回のアオリ文で、ますます情報が錯綜してきましたね。
読者をやきもきさせる、この文章テクニック!編集さんドS説再び!!


> >「みなみけ」では勘違いしたまま事態が進行し、最後のオチも勘違いしたままという王道パターンがあります。今回も基本的には勘違いしたまま(カナとチアキは内田を名探偵だと思ったまま)だけど、内田を犯人に仕立て上げた件は変化球パターンと言えるかな。
>
> 内田が勘違い“される”側だというのも珍しいパターンかもしれませんw
> さらに、小学生チームでは、こういう流れで、すべてを理解している黒幕だったり傍観者だったりという役どころのキャラが居ないのも特徴でしょうか。
> 高校生組ですと黒幕速水先輩、中学生組ですと傍観者ケイコのようなw

確かに、小学生組には一段高いところから俯瞰するキャラはいませんね。
他の学校の5年2組には、観察好きの相原カズミという女の子がいますけどw、


> また、スタッフによって、アニメにしたときの出来が大きく差が出そうな話でもありますね。
> 今回の話は、こう、なんとも言えない勘違いの空気を、ニヤニヤして観てもらうということに、重点を置いた脚本演出にしませんと、面白い話にはなりにくい、何ともみなみけらしい話だと思います。
> オチが、ハルカ姉さまのおやつ出オチという、わかりやすいオチなので、オチのみに着目して、勘違いの空気の流れ、を軽視したら、原作通りなのになんか微妙、ということになりかねませんよね。
> と、いうことにならないように、脚本家チームの人選について、日々祈ってるんですよね。

コハル先生ワールドを理解していないと、絶対にハルカ姉さま出オチに目が行きますね。
話の流れも、みなみけスタッフ検定にもってこいな内容です。特に「間」の取り方の難易度が高そうです。
せっかく吉野ちゃんも出ていることだし、この回は是非とも鴻野氏に書いてもらいたい!


> >ハルカ姉さまのおやつ食べられない事件再び! 第176話 「余った」で 例の店のドーナツを食べ逃した時の擬声語(擬態語)は「プスー」で、今回は「めそめそ」。どちらも涙目の姉さまが描かれてるが、今回の方がショックが大きかったのかも。
>
> そんなに美味しいどら焼きだったんでしょうかねw
> というか、日常よくある事態なために、ハルカ姉さまのお菓子作りスキルが上達するのかも?
> おやつを食べられた→自分で作るしかない!
> ということで、あの一般家庭で作るにはハードル高すぎる「桜餅作ってみた」という流れが、驚きの展開の裏にあったのかもしれないかなとw

和菓子は作るのが難しいといいますからね。
スイーツ作りに余念のないハルカ姉さまのことなので、おっしゃるとおり研究も兼ねていたのかもw

| 三四郎. | 2012/04/04 | URL













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