前の記事 | ページ選択 | ホーム | 次の記事

[マンガ感想] そんな未来はウソである 第31話

別冊少年マガジン2012年4月号(通巻31号)に掲載されている「そんな未来はウソである」 Vol.31 『守る』の感想です。

別冊少年マガジン2012年4月号(通巻31号) 「そんな未来はウソである」 Vol.31 『守る』

以下、マンガの内容に触れていますので、未読の方はご注意ください。



「そんな未来はウソである」 Vol.31 『守る』

『みなみけ』の桜場コハルが描く!
女子高校生の不思議スクールデイズ!!

(扉ページ[P.487]のキャッチコピー)

親友・アカネとケンカしたパーティーの夜。
でも恐怖ゴキブリから友と救うのは、ミツキしかいない!?

(扉ページ[P.487]のアオリ文)

将来、クラスメイトの高山と結婚する未来を見た大橋ミツキ。そのきっかけを作った佐藤アカネは、未来を変えないために二人を今くっつけようと奮闘する。しかし軽い気持ちでアカネがミツキに見せた自分の未来では、なんと高山と自分がゴールイン! そんな中、高山家お泊まりでアカネのゴキブリ嫌いが発覚し・・・。
(2ページ目[P.487]の柱文/前号までのあらすじ)
扉ページのキャッチコピーから、またまた「ファンタジー」が消滅。代わりに「不思議」という単語を使い、幻想感を醸し出している。 「女子高生」ではなく「女子高校生」という表記にしたのは、「女子高生」だと男女別学の女子校の生徒という意味になる場合があるし、おちゃらけたイメージもあり、作品カラーに合わないと判断したのだろう。「そんみら」担当の編集さんは、けっこう真面目な人なのかもしれない。「みなみけ」の編集さんは茶目っ気のあるアオリ文をよく書くけど、なんというか実に対照的でござるの巻。

ストーリー&感想

今月号もお泊まり会の続きです。「そんみら」で一つのイベントが5回続くのは珍しい。5回の内訳は準備編が2回(Vol.27『おそらくは』Vol.28『はっきりして』)、当日編が3回(Vol.29『おつかい』~今回)であります。

▊ オバケ退治とG退治
「そんな未来はウソである」 Vol.31 『守る』
  • Vol.31はアカネの切実そうなモノローグでスタートする。曰く
    • 「私は今まで一人で生きてきたわけではない」
    • 「必ず誰かに生かされてきた」
    • 「だからこそ私は早く一人で生きるための力を付けなければならない」
    なんか唐突な出だしだけど、アカネの目的を改めて読者に提示したのでしょう。ここ最近キャッキャウフフな展開が多く(もちろんそれはコハル先生の意図したものだけど)、アカネの心情を描写することで、話の方向性にブレがないことを宣言しているのかも。更に何等かの伏線である可能性もありそうだけど、「そんみら」のことなので話半分で捉えておいた方がいいかな?
  • 2ページ目からは打って変わって、アカネ&マドカのお風呂シーンとなる。ただし、日常系作品でよく見られる、プロポーションに関するキャッキャウフフな話題は無し。お互いに苦手なものを退治する約束を交わしている(右上図参照)。オバケが出たらアカネが退治し、Gが出たらマドカがやっつけるという協定だ。もっともこの直後、お互いに不毛な約束であることに気付く。更にアカネが何等かの名案を思い付いたため、この協定はあっさり破棄されてしまう。
  • Vol.22『まかせた』の温泉シーンではバスタオルを巻いて入浴していたけど、今回は全裸のすっぽんぽん! アカネが横乳&下乳を披露していて、小ぶりながらも なかなかいい形。どんなに少なく見積もっても、Cカップは鉄板。 一方、マドカの方は予想どおりというか、やはりというか、非常に残念なことに・・・。Bカップあるか無いかといった印象。まあ胸のサイズは兎も角、ツインテールを解いて髪を下ろした姿は新鮮です。「みなみけ」の内田を、そのまま女子高校生にしたような感じ。

▊ 守るための練習
「そんな未来はウソである」 Vol.31 『守る』
  • 一方その頃、お茶の間では、一足先にお風呂を上がったミツキと江口さんが、濡れた髪を乾燥中だった。「みなみけ」のゆったりした風呂とは違い、高山家の風呂は狭いのだろう。四人一緒に入ることはできず、二人ずつ順番に入ったものと思われる。
  • 湯上がりなので服も着替えていて、江口さんはヨットパーカー風のジャケット+ショートパンツ、ミツキちゃんはノースリーブのパジャマだ。ミツキちゃんの方は一瞬セクシーなベビードールに見えたッス!
  • 前回のラスト、態度を豹変させたアカネに対し、愛憎半ばして悪態をついてしまったミツキ。さすがに言い過ぎたと思い、ため息をつきながら しょんぼりなようす。江口さんからは「一緒に寝てあげればいいのに」と諭されるが、仮に一緒に布団の布団に入ったとしても、Gを退治できる自信は無い。そんなミツキを見かねた高山は、G騒動の発端となった葉っぱを取り出し、Gを撃退する練習をしようと言い出す。てか、その葉っぱ捨てずに取ってあったのか~。
  • 練習方法は、Gに見立てた葉っぱを高山が動かし、ミツキが丸めた紙で叩くという単純なもの。しかし、高山がフェイントをかけまくり、ミツキはまったく歯が立たない。その結果、ミツキはまたしても涙目となってしまう。練習失敗かと思われたが、ここで江口さんが予期せぬ行動に打って出る。突然、高山の背後から抱きつき、その間にG(葉っぱ)を叩けというのだ。なんだそりゃ!
  • ミツキと江口さんが高山と戯れていたところ、アカネとマドカが風呂から戻ってきたから さあ大変(右上図参照)。端から見ていると「みなみけ」第36話『どんな関係?』に於ける、タケルおじさんのようなシチュエーションじゃないか!なんという羨ましい奴!もうね、高山は一刻も早く(以下略)
  • ミツキたちの騒ぎを見たアカネは「帰る!」と言い出す。おっとこれは、ラブコメの王道的な誤解シチュエーション!と思いきや、さにあらず。実は「家に帰る」というのが、前半思い付いた妙案で、「ゴキブリから身を守る一番いい方法」だったのだ。さすがコハル先生作品。普通のラブコメ王道展開にはなりません。
  • アカネの服装は風呂に入る前と同じで長袖シャツ+ジーンズ。マドカの方は上がキャミソールで下は不明。キャミの下の胸の膨らみは、ほとんど無し。(´・ω・`)
  • けっきょく高山の説明でその場は収まり、マドカと江口さんの助け船もあり、ミツキとアカネは一緒に寝ることになる。まあ結果オーライですな。そして この過程で江口さんには妹がいることが判明。連載31回目にして謎多き女・江口さんのプロフィールの一片が明かされたことになる。「父は働き母はそれを支え 私は食べ妹は寝る」というセリフから推察すると、妹もおっとり系っぽいッスね。なお 江口さん以外のキャラでは、Vol.8『トリコに』の中で マドカに複数の姉がいることが明らかになっております。
友と作る最強バリアー「詰め寝」&「夜更かしトーク」発動! 恐怖ゴキブリよ、さらば!!
(最終ページ[P.496]の柱文)
  • 笑顔の戻ったミツキは、4人で一緒に寝ることを提案。布団の中には、左から江口さん・マドカ・アカネ・ミツキの順で入り、柱文に書かれているとおりの「詰め寝」状態だ。で、せっかく布団に入ったと思ったら、江口さんの一声で「夜更かしトーク」モードに突入。全員布団から出て、お茶の間のテーブルにお菓子やジュースを並べ、ガールズトークに花を咲かせる所存らしい。この展開からすると、お泊まり会の話は今回で終了か?
  • あれ?最終ページの最後のコマを見ると、アカネが服を着替えてるね。半袖シャツ+ショートパンツになってるじゃないか。


別マガ4月号 特大アンケートプレゼント

別マガ4月号 特大アンケートプレゼント
  • おっ!プレゼントページのレイアウトがリニューアルされてるやん!しかもスマートフォン・PCからも応募できるようになったようだ。プレゼント担当の編集さんが「パソコンから応募できるように検討する」と宣言したのが、別マガ2010年3月号(通巻6号)。つまり、実現するのに2年も掛かったわけだ。まあそれでも、ちゃんと案件を成就させた点は評価されるべき。
  • 「そんな未来はウソである」関連のプレゼントは2つあります。一つは特製クオカ4枚組で、当選者は40人。今までは3枚セットだったので今月号からは1枚増えている。当選者数も20人から40人へ倍増。「そんみら」以外の3枚は「どうぶつの国」「じょしらく」「神さまの言うとおり」。またプリントされている絵柄も刷新され、単行本・第1巻の表紙イラストが採用されている。
  • もう一つは、ポストカード5枚セット(「進撃の巨人」「どうぶつの国」「そんな未来はウソである」「惡の華」「さんかれあ」)で、こちらは応募者全員プレゼント!「そんみら」の絵柄は単行本・第2巻の表紙イラストのようだ。
  • 応募方法の詳細はP.661でご確認くだされ。締め切りは2012年4月8日(日)21時00分であります。

次号発売日

次号「別冊少年マガジン5月号」は4月9日(月)発売。

「進撃の巨人」のスピンオフ作品、『進撃!巨人中学校』の連載がスタートするらしいッス!

【関連記事】
■ [マンガ感想] そんな未来はウソである 第30話
■ [マンガ感想] そんな未来はウソである 第32話
■ [レビュー] 桜場ワールド2012年カレンダー
■ [レビュー] そんな未来はウソである 第1巻 (KCデラックス)
■ そんな未来はウソである キャラクター呼称表
■ マガジンSPECIAL (スペシャル) 2010年No.1を買ってきた

■ 「みなみけ」「今日の5の2」「そんな未来はウソである」関連記事まとめ (関連記事の全目録

【関連サイト】
■ そんな未来はウソである (講談社コミックプラス)
■ そんな未来はウソである (Wikipedia)
■ 桜場コハル (Wikipedia)



別冊 少年マガジン 2012年 04月号 [雑誌]
別冊 少年マガジン 2012年 04月号 [雑誌]
    そんな未来はウソである(2) (KCデラックス)
そんな未来はウソである(2) (KCデラックス)
    そんな未来はウソである(1) (KCデラックス)
そんな未来はウソである(1) (KCデラックス)
    別冊 少年マガジン 2011年 12月号 [雑誌]
別冊 少年マガジン 2011年 12月号 [雑誌]
スポンサーサイト

| そんな未来はウソである | この記事のURL | comments:2 | trackbacks:0 | ページトップへ↑

COMMENT

>「そんみら」担当の編集さんは、けっこう真面目な人なのかもしれない。「みなみけ」の編集さんは茶目っ気のあるアオリ文をよく書くけど、なんというか実に対照的でござるの巻。

とにかく、一行で纏めろ的な解説のしずらい作風ですからね、コハル先生はw
『JK』とか書いてしまったら、どんな雰囲気になるでしょうかw

>まあ胸のサイズは兎も角

いえ、重要だと思います(*´Д`*)

>さすがコハル先生作品。普通のラブコメ王道展開にはなりません。

今回のお泊り会を流れのみで無理矢理まとめると…
男子高校生の家に、クラスの女子が4人も泊まりに来たら、男子高校生は自宅なのに超アウェー状態になりました。
という感じでしょうかw
事実のみを羅列して客観視すれば、実際に起こったら、まぁ確かにアウェーになるよな、とも思えますが、(ラブコメ)マンガでこうなっちゃうかwもといコハルワールドで再現するとこうなるんですね。
うらやましい展開は、それなりに起こってはいるのに、終始振り回されっぱなしで一人寝の高山でしたねw
また、高山は基本ツッコミ役ですが、アカネがボケに回ると、完全にツッコミ役孤立無援になりますね。

>江口さんには妹がいることが判明。

おっとり系と見せかけて実は…とか、寝る子は育つ=素晴らしいカラダ…などなど妄想が膨らみます(*´Д`*)

しかし、男子の家に泊まっても、なんだかんだで百合っぽいのが素晴らしいです、はいw

| 長男 | 2012/03/12 | URL

◆長男さんへ

> >「そんみら」担当の編集さんは、けっこう真面目な人なのかもしれない。「みなみけ」の編集さんは茶目っ気のあるアオリ文をよく書くけど、なんというか実に対照的でござるの巻。
>
> とにかく、一行で纏めろ的な解説のしずらい作風ですからね、コハル先生はw

「そんみら」には微ファンタジー成分があるから、「みなみけ」よりもハードル高いですよね。


> 『JK』とか書いてしまったら、どんな雰囲気になるでしょうかw

某作品の影響で、JKと聞くと「バカ」とか「下品」というイメージがw


> >まあ胸のサイズは兎も角
>
> いえ、重要だと思います(*´Д`*)

言葉のあやなんです。どうか許してえええ(号泣)。


> >さすがコハル先生作品。普通のラブコメ王道展開にはなりません。
>
> 今回のお泊り会を流れのみで無理矢理まとめると…
> 男子高校生の家に、クラスの女子が4人も泊まりに来たら、男子高校生は自宅なのに超アウェー状態になりました。
> という感じでしょうかw
> 事実のみを羅列して客観視すれば、実際に起こったら、まぁ確かにアウェーになるよな、とも思えますが、(ラブコメ)マンガでこうなっちゃうかwもといコハルワールドで再現するとこうなるんですね。
> うらやましい展開は、それなりに起こってはいるのに、終始振り回されっぱなしで一人寝の高山でしたねw
> また、高山は基本ツッコミ役ですが、アカネがボケに回ると、完全にツッコミ役孤立無援になりますね。

仮に「そんみら」をアニメ化する場合、こういったコハル先生ワールドの「趣」を上手く再現できるかどうか。
上っ面だけなぞっただけでは、単なる淡泊なラブコメ作品になっちゃいますよね。


> >江口さんには妹がいることが判明。
>
> おっとり系と見せかけて実は…とか、寝る子は育つ=素晴らしいカラダ…などなど妄想が膨らみます(*´Д`*)

江口家の「食う寝るシスターズ」!


> しかし、男子の家に泊まっても、なんだかんだで百合っぽいのが素晴らしいです、はいw

アカネの目的達成は「?」ですが、ミツキの願いは叶いましたね。

| 三四郎. | 2012/03/12 | URL













非公開コメント

コメントは承認制(管理人が内容確認後に公開)になっています。投稿していただいたコメントが公開されるまで多少時間がかかりますが、あらかじめご了承ください。

「非公開コメント」にチェックを入れた場合、コメント一覧には表示されません。また、非公開コメントにはコメント返しをしていません。返信が必要な私信につきましてはメールでお願いいたします。

TRACKBACK URL

このブログへのトラックバックは原則フリーですが、記事と関連性の無いトラックバックは削除させていただきます。

http://346zakki.blog59.fc2.com/tb.php/749-07546478

TRACKBACK

前の記事 | ページ選択 | ホーム | 次の記事