1月末にセガプライズからリリースされたAチャンネル EX（エクストラ）フィギュアVol.2 ナギのレビューです。

ファーストインプレッション

第一印象を るんちゃんに代弁してもらいました（苦笑）。

商品概要

• この商品は「Aチャンネル」の主要キャラの一人、ツッコミ担当メガネっ娘のナギ（天王寺渚）を立体化したものです。ゲーセンの景品ですが、今のところ唯一のフィギュアとなります。同時リリースされたユー子同様、当初は2011年11月下旬に発売される予定でしたが、2012年1月下旬に延期されていました。一時期は発売中止という情報もあり、やきもきしましたが、2ヶ月遅れとはいえ出荷されて何よりです。
• 製造元はセガプライズ、原型師と縮尺はアナウンスされていません。ナギの身長設定（158cm）とフィギュアの全高から算出できる数値、更に同シリーズ・フィギュア（るん、トオル、ユー子）と同じ縮尺なので、1/10スケール程度と思われます。
• 外箱はユー子と同じで緑色を基調にしたデザイン。残念ながら、側面にキャラのイラストは印刷されていません。フィギュアは透明なインナートレイに固定されています。

８方向全身像

まずは８方向全身像から。サムネ画像をクリックすると別窓に拡大表示されます。

• フィギュアのポージングはアニメのキービジュアル・イラスト（原画：佐々木政勝氏、右図参照）をモデルにしています。Vol.1（るん、トオル）、Vol.2（ユー子）と一緒に飾ることでイラストの世界を再現できます。小生も挑戦してみましたが、カメラアングル等の調整が難しく、なかなかイラストどおりには出来ませんでした（この記事の最後に写真があります）。

• 細かく見ていくと、ポーズはキービジュアルを完璧に踏襲しているわけではありません。フィギュアの右手は完全なピースサイン（V字）ですが、キービジュアルの方はV字にする途中です。また顔の向きも、ナギから見て右方向を向いているキービジュアルに対して、フィギュアはほぼ正面を向いています。こういった変更は、Vol.2（ユー子）でも見受けられましたが、できればイラストどおりにして欲しかった。

顔

• どうしてこうなった？（涙）
• まず顔のアスペクト比からしておかしい。フィギュアの顔は縦方向が短く、横方向に広がっている印象を受けます。髪の毛のボリュームも多く盛られていて、それがコレジャナイ感に拍車をかけている感じ。キャラ設定と にらめっこしながら造型していたら、こうは成らなかったと思う。

• 髪の毛はグラデーション塗装が施されていて、先端に行くほど濃い色。二つ結び髪（おさげ髪）はキービジュアルどおりの造型です。なお、ナギの髪型は厳密にいうとツインテールではありません。ツインテは「頭頂部～耳の間で左右対称に髪の毛を縛る髪型」というのが定説です。ナギは耳より下で縛っています。
• 眼鏡にはリム（縁）やテンプル（ツル）等の部品はなく、左右のレンズとブリッジだけで構成されています。材質は透明なPVCです。先述したとおり、このフィギュアはクレーンゲームの景品。ABS等の堅い素材では、ショックを受けると破損する恐れがあるので、PVCが採用されたのでしょう。
• 写真をよく見ると分かりますが、眼鏡の表面にスジがうっすらと残っています。大量加工した際の機械（ローラー）の跡かな？メガネ専用の超極細繊維で拭きましたが、完全に落とせませんでした。
• ちなみに、原作イラストやアニメの設定資料集を見ると、ナギのメガネはツーポイント（縁なし）です。作画状況に応じて、テンプルが描かれていたりいなかったりします。

別アングル

• 顔とは対照的に、ボディの方は良い感じに仕上がっています。躍動感のあるポーズとコスチュームの質感は、プライズ・フィギュアとしては上々の出来。気になる点は、せいぜいソックスの色が若干暗めであることぐらい。
• きょうびの女子高生らしく、スカートは短め。そのため、ちょっと傾けるとパンツ見えまくりです。

ぱん(ﾟ∀ﾟ)つぅ！

• パンツの色はオーソドックスな白。ナギは派手な色が好きなので、白以外を期待してたんだけど・・・。
• これで、AチャンネルEXフィギュアシリーズでは、白が３人（トオル、ユー子、ナギ）、ピンクが１人（るん）という構成になりました。どのパンツにもクロッチは造型されています。見落とされがちだけど、これ重要。(*´Д｀*)

靴、台座

• 台座はユー子と同じ。地色は薄いラベンダー色で、天面前部に作品タイトル「Aチャンネル A-CHANNEL THE ANIMATION」がプリントされています。直径は約90mm、高さは約10mm。Vol.1（るん、トオル）と比べると、一回り大きいサイズです。フィギュアと台座は２本のネジで固定されており、ネジを緩めれば分離可能。

まとめ

• フィギュアの全高は次のとおり。
  • 台座込みの全高：180mm
  • フィギュア本体の全高（頭頂部～靴底／固定具は含まず）：165mm
• ぶっちゃけ、フィギュア単体としては あまりオススメできません。ただ、４人で１セットと考えれば、揃える価値はあると思いますよ。

同時リリースされたユー子のレビュー記事へは下記のリンクで。

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【関連サイト】
■ Aチャンネル エクストラフィギュアＶｏｌ．２ （セガプライズ公式サイト）
■ Aチャンネル 公式サイト （アニプレックス）
■ Aチャンネル [番組公式] （毎日放送）
■ まんがタイムきららWeb （芳文社）
■ Aチャンネル （Wikipedia）

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