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[マンガ感想] みなみけ 第187話 「感想をひとつ」

週刊ヤングマガジン2011年No.52に掲載されている「みなみけ」第187話『感想をひとつ』の感想です。

週刊ヤングマガジン2011年No.52 みなみけ 第187話 「感想をひとつ」

以下、マンガの内容に触れていますので、未読の方はご注意ください。



第187話 『感想をひとつ』

もう秋も終わりだけど、例のビッグプロジェクトの詳細発表は無かったでがんす。
小学生がなんの心配してるんだ!?
(扉ページ[P.359]の柱文)

同級生クラスメイトより4段くらい‶大人の階段″を上っていると思っているチアキ。だが味覚のほうは1段下みたいで・・。
(2ページ目[P.360]の柱文)
柱文だけ読むとチアキ回に思えるが、実は内田キャワワ♥なエピソード。3ページ目のキャラ紹介文に書かれているとおり、日頃 天然ボケでチアキにバカにされることが多い内田が、今回は珍しく優位に立ってるぞ!

▊ カキは大人のたしなみ

みなみけ 第187話 「感想をひとつ」 舞台は南家マンションのリビングルーム。チアキと内田が俯せで本を読んでいる。どうやら読書感想文の宿題が出されたらしい。冒頭の1コマ目から『ふじおか1号』が登場。第179話「暑いからね」以来なので約4ヶ月ぶり。

感想文が苦手な内田は浮かない顔だ。そんなバカ野郎に対し、「『すごいなぁと思いました。』とか書いておけばいいじゃない」とアドバイスするチアキ。これはヒドイ!さすがの内田も「子どもっぽすぎる」と渋るが、自称‶天下無敵のおりこうさん″のチアキは容赦がない。「子どもは子どもらしく素直に書けば」と言い放ち、あまつさえ「まあ私はもっと大人っぽい文章を書くけどな・・・・」と上から目線の物言いである。とうとう内田は涙目に・・・。

この話がアニメ化された際には、チアキの本は「世界『紙一重』偉人伝」シリーズになりそうな予感。もちろん無印のスタッフが制作した場合に限定されるけど。

そんな中、晩ごはんのメニューを募るハルカ姉さま。即座に反応したのはカナで、寒くなってきたのでカキ鍋を提案しちゃいます(左図参照)。すると それを聞いた内田も大喜び、ていうか晩ごはんを馳走になるつもりらしい。一方、意気軒昂々だったチアキは、カキと聞いた途端に顔を曇らせる。それもその筈、チアキはカキが苦手だったのだ(ハルカ姉さま・談)。

そしてカナが「チアキはハンバーグくらいしか食べられない」とか「カキは大人の味すぎる」と余計なことを口にし、内田までもが「カキ苦手なの?」と真顔で尋ねてきやがります。プライドの高いチアキは思わず「いいじゃないかカキ!大人のたしなみだよね!」なんて心にも無いことを言っちゃいます。特別編「どんな?」とか第169話「食べるため」の怪談話の時と同様、虚勢の強さは相変わらず。

カナの提案はカキ鍋だったが、カキを煮て食べるのは御免こうむりたいチアキ。「ぜひフライにしていただきたいね!」と妥協案を示し、フライをタルタルソースまみれにして食べると宣言する。そればかりか、おかずがカキフライだけでは困るので、ミックスフライだのエビフライだのを要求しやがります。

4ページ目に二段ぶち抜き&輪郭が太いチアキの作画。こういった表現手法は「みなみけ」では初めて、というかコハル先生作品では第一号じゃないか。少なくとも、過去 商業誌で発表された作品には無かった筈。ポーズの方もかなり大胆で、ミニスカで体育座り。ただ、レギンスを履いてるのでパンツは見えない(涙)。いやそれにしても、最近のコハル先生作品には新しい試みが多いッスね。たとえば・・・ それぞれは小さな試みでも、これが積み重なっていき、いつの日か「みなみけ」で見開き1コマが見れるかも。ヾノ∀`)ナイナイ

▊ コーヒーは大人のたしなみ

みなみけ 第187話 「感想をひとつ」 牡蠣独特の苦味や食感を打ち消すため、チアキがとった手だて。それはカキフライをタルタルで包み込むことだった。「タルッタルだねぇ」――タルタルまみれのカキフライを見て こう呟くカナ。それでもチアキは気が進まないらしい。だが、すぐ横では内田がカキに舌鼓を打っているし、「大人のたしなみ」と言った手前、今さら箸を引っ込める訳にもいかない。チアキはカキフライを口に放り込むが・・・。

「やっぱりタルタルはうまいなぁ」――カナにコメントを求められたチアキは、カキよりもタルタルをほめちゃいます。このタルタルはハルカ姉さまお手製のもので、ハルカを口実に逃げ切る所作らしい(右図参照)。もちろんカナがツッコミを入れているが、チアキが動じる筈もない。

するとここで意外な展開が待ち受けていた。内田が中濃ソース(市販品)を手に取るや、「この中濃ソースも美味しいね!」と笑顔で称賛し始めたのだ。そのさまは まるでCMの商品紹介のようであり、その気になった内田は再び中濃ソースを宣伝!中濃なのに「ちょっぴり濃いめの」とか「濃い味」と言っちゃってるユカさん。それってもはやとんかつソースなのでは?まあそれはそれとして、この場面の内田はかわゆすぎる。一家に一人置いておきたいレベル。(*´Д`*)

「内田がCMしてるソースをたっぷり書けようかな・・・」――今度は内田を口実にするチアキ。なかなか抜け目ない小学生女子様である。 だがしかし、チアキの目論見はハルカ姉さまに阻止されることに。塩分の取りすぎを注意されてしょんぼりである。南家の食卓にあった中濃ソースは通常のもので、塩分50%カット製品ではなかったのだ。

そんなこんなで 晩ごはんタイムは終了。カナがチアキと内田にカキの感想を尋ねる。「サクサクの衣の中からプリプリでジューシーなカキがトローっと」グルメレポーターのような感想を口にする内田。対するチアキは「美味しかったです」と、まるで子どもの感想文。 内田にとっては、読書感想文の仇をカキで討ったってところか。

今回のエピソードでは、カナが狂言回し的に地味に活躍。忌まわしいカキフライを乗り切ったチアキに対し、今度は食後のコーヒーをすすめやがります。 どうやらチアキはコーヒーも苦手らしいが、さりとて拒否すれば沽券に関わる。「いいじゃないかコーヒー 大人のたしなみだよね」と強がり発言再び!もっとも虚勢を張ってるのは見え見えで、カキの時とは違って、セリフの最後に『!』マークが付いていない。細かい所だけど、ここ重要! で、けっきょく砂糖とミルクをたっぷり入れて飲むことになり、カナからは「子どもじゃないか!」との指摘を浴びてしまう。傍目から見ると、肉好き・野菜嫌い・塩分とりすぎ・砂糖入れすぎ・炭酸大好きのチアキって、生活習慣病の予備軍だよね。

ラストは内田の寝オチ。寝顔が超絶キャワワ♥ オイラは吉野ちゃん派だけど、これはお持ち帰りしたいわ~。ところで食後に牛乳を飲んでるってことは、第45話「心にくい」の「大きさ欲しい競争」(チアキを抜いて1等賞)の件をまだ気にしてるのか?
天然ボケ内田相手に対抗心を燃やしていたのはまだまだ子供のあかし。背伸びしないでゆっくり‶大人の階段″上ろうよ。
(最終ページ[P.366]の柱文)
「みなみけ」はサザエさん時空だけど、食べ物の好みが変わる展開は十分ありそう。

次回掲載号

次回登場は12/12発売号。今年最後の『みなみけ』です。お見逃しなく!
(最終ページ[P.366]の柱文より)
ということで、次回の「みなみけ」はヤンマガ12月12日発売号に掲載されます。過去のデータから推測すると、号数はNo.02+03合併号かな?

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【関連サイト】
■ ドラマCD付き「みなみけ」限定版公式サイト (講談社 特設サイト)
■ みなみけ (StarChild アニメ公式)
■ みなみけ (Wikipedia)



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COMMENT

>もう秋も終わりだけど、例のビッグプロジェクトの詳細発表は無かったでがんす。

場合によっては、絶望の淵に突き落とされる可能性があるだけに、なんか落ち着かないッス。

>柱文だけ読むとチアキ回に思えるが、実は内田キャワワ♥なエピソード。3ページ目のキャラ紹介文に書かれているとおり、日頃 天然ボケでチアキにバカにされることが多い内田が、今回は珍しく優位に立ってるぞ!

チアキの弱点が絡むと、さり気なく内田が優位に立つことがありますよね、水泳とか。
そこで自分の優位に気付かない、内田の天然ぶりがまたw
と言うか、内田ってすごく良い子ですね、表裏がなく素直で。

>この話がアニメ化された際には、チアキの本は「世界『紙一重』偉人伝」シリーズになりそうな予感。もちろん無印のスタッフが制作した場合に限定されるけど。

2期(タイプミスに非ずw)だと、少し変えてくるかもしれないですね。
「世界○○全集」とか○○に微妙なフレーズを入れてw

>4ページ目に二段ぶち抜き&輪郭が太いチアキの作画。こういった表現手法は「みなみけ」では初めて、というかコハル先生作品では第一号じゃないか。少なくとも、過去 商業誌で発表された作品には無かった筈。

ですよね。思わず「おっ!」と声が出ました。

>そんなこんなで 晩ごはんタイムは終了。カナがチアキと内田にカキの感想を尋ねる。「サクサクの衣の中からプリプリでジューシーなカキがトローっと」とグルメレポーターのような感想を口にする内田。対するチアキは「美味しかったです」と、まるで子どもの感想文。内田にとっては、読書感想文の仇をカキで討ったってところか。

コハル作品の、昔からの特徴として、設定上(?)バカチームの子も、饒舌で語彙が豊富っていうのがありますよね。
マコトにしてもそうですよね、眠たげな眼差しで学力自慢とか、並みの小学生では出てこないフレーズかとw
でも、この状況でそんなこと言っても、ギャグにしかならんだろうwというタイミングに差し込むと言いますか…
このへんの特徴を感覚的に把握して、脚本に上手くオリジナルの台詞さえ組み込んだりしていた、1期の脚本陣は優秀でしたね。

>まあそれはそれとして、この場面の内田はかわゆすぎる。一家に一人置いておきたいレベル。(*´Д`*)

とにかく、今回は内田祭りでした(*´Д`*)

|  長男 | 2011/11/30 | URL

◆長男さんへ

> >もう秋も終わりだけど、例のビッグプロジェクトの詳細発表は無かったでがんす。
>
> 場合によっては、絶望の淵に突き落とされる可能性があるだけに、なんか落ち着かないッス。

発表をこれだけ引っ張るわけですから、 「おかわり」で消費されたエピソードを全部作り直し!ぐらいでないと
インパクトないですねw


> >柱文だけ読むとチアキ回に思えるが、実は内田キャワワ♥なエピソード。3ページ目のキャラ紹介文に書かれているとおり、日頃 天然ボケでチアキにバカにされることが多い内田が、今回は珍しく優位に立ってるぞ!
>
> チアキの弱点が絡むと、さり気なく内田が優位に立つことがありますよね、水泳とか。
> そこで自分の優位に気付かない、内田の天然ぶりがまたw
> と言うか、内田ってすごく良い子ですね、表裏がなく素直で。

水泳の特訓話は、第142話「鬼教官」でもネタにされてますよね。
元を辿れば、最初にチアキのあだ名=「姫」をばらしたのはトウマなのに・・・
「天然ボケの被害者少女」とか「巻き込まれ型天然少女」とはよく言ったものですw


> >この話がアニメ化された際には、チアキの本は「世界『紙一重』偉人伝」シリーズになりそうな予感。もちろん無印のスタッフが制作した場合に限定されるけど。
>
> 2期(タイプミスに非ずw)だと、少し変えてくるかもしれないですね。
> 「世界○○全集」とか○○に微妙なフレーズを入れてw

内田が読んでいた本は、やはり王子様の出て来る話なのでしょうか。


> >4ページ目に二段ぶち抜き&輪郭が太いチアキの作画。こういった表現手法は「みなみけ」では初めて、というかコハル先生作品では第一号じゃないか。少なくとも、過去 商業誌で発表された作品には無かった筈。
>
> ですよね。思わず「おっ!」と声が出ました。

コマ枠とか吹き出しのレイアウトに小洒落ない感がありますが、こういった新しい試みは
どんどんうやって欲しいですね。


> >そんなこんなで 晩ごはんタイムは終了。カナがチアキと内田にカキの感想を尋ねる。「サクサクの衣の中からプリプリでジューシーなカキがトローっと」とグルメレポーターのような感想を口にする内田。対するチアキは「美味しかったです」と、まるで子どもの感想文。内田にとっては、読書感想文の仇をカキで討ったってところか。
>
> コハル作品の、昔からの特徴として、設定上(?)バカチームの子も、饒舌で語彙が豊富っていうのがありますよね。
> マコトにしてもそうですよね、眠たげな眼差しで学力自慢とか、並みの小学生では出てこないフレーズかとw
> でも、この状況でそんなこと言っても、ギャグにしかならんだろうwというタイミングに差し込むと言いますか…
> このへんの特徴を感覚的に把握して、脚本に上手くオリジナルの台詞さえ組み込んだりしていた、1期の脚本陣は優秀でしたね。

「ゆるゆり公式ファンブック」を買って、スタッフインタビューを読みました。
太田監督の意向で、脚本・音響監督・音響効果・美術・音楽のスタッフは無印チームになったそうです。
今度の「みなみけ」アニメ化でも再集結して欲しい!


> >まあそれはそれとして、この場面の内田はかわゆすぎる。一家に一人置いておきたいレベル。(*´Д`*)
>
> とにかく、今回は内田祭りでした(*´Д`*)

吉野ちゃん祭りマダァ-? (・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン
でも吉野ちゃんのキャラでは、今回みたいな萌えシチュは難しいかなぁ。

| 三四郎. | 2011/11/30 | URL













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