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[マンガ感想] そんな未来はウソである 第25話

別冊少年マガジン2011年10月号(通巻25号)に掲載されている「そんな未来はウソである」 Vol.25 『冗談デート』の感想です。

別冊少年マガジン2011年10月号(通巻25号) 「そんな未来はウソである」 Vol.25 『冗談デート』

以下、マンガの内容に触れていますので、未読の方はご注意ください。



「そんな未来はウソである」 Vol.25 『冗談デート』

夏休みの課題をエサに、高山をデートに
誘った策士なマドカ。狙うは・・・・・・クチビル!?

(扉ページ[P.99]のアオリ文)

将来、クラスメイトの高山と結婚する自分の未来を見てしまった大橋ミツキ。そのきっかけを作ってしまった佐藤アカネは、未来が変わってしまわぬよう、2人をくっつけるために奮闘する。そんな折、軽い気持ちでアカネがミツキに見せた自分の未来は、なんと高山と結婚するという新未来!そうとも知らずにアカネの「くっつけ作戦」は続いていく・・・。
(2ページ目[P.100]の柱文/前号までのあらすじ)
夏休みの課題を取り引き材料に使い、高山をデートに誘うことに成功した白石マドカ。当の高山はデートをしたことが無いということで、アカネに相談をもちかける。高山とアカネは喫茶店で落ち合い、少しの間 談義するが、高山の不用意な発言がアカネの誤解を招き、相談は打ち切り。しかも、その帰り道、二人きりで歩いている所、ミツキとバッタリ遭遇してしまう・・・。以上が前回のお話。そして今回はその続き、高山とマドカの濃厚な(?)デートを描いております。

▊ 素敵な冗談でも言ってごらん

高山ナオトと白石マドカのデート当日。ゲーセンで遊んだ後、マドカのリクエストでコーヒーショップで一休みすることに。ところがデート初心者の高山は、上手く会話のキャッチボールをすることができない。マドカに「高山から何か話をしてよ―」とせがまれ、「オレ デートとかあんまりしたことが無い お前はどうなんだ?」と言い返すのが精一杯だ。

「そんな未来はウソである」 Vol.25 『冗談デート』 そんな高山の質問に対し、マドカは「デートっていえるのは過去一回だけかな」と、さらりと言ってのける。もっとも、よくよく聞けば その過去一回というのはVol.19 『いいと思う』で高山と水着を見に行った件。まさか、あれがデートだったとは思わず、高山は「あの時のあれデートだったのか?」と失言をかましてしまう。それを聞いたマドカは涙目になり、怒り心頭なごようす。┐(´ー`)┌ヤレヤレ。買い物や下見だって立派なデートですよ!高山君!!まあそれは兎も角、これって「そんみら」では珍しいラブコメの王道的な展開じゃないか。

で、どう対処してよいか分からず、困り果てた高山は こっそりケータイを取りだし、アカネにメール。これもラブコメ作品でよく見かけるなぁ。一方、アドバイスを求められたアカネは深く考えず、テキトーに「素敵な冗談でも言ってごらん」というリプライを返す。その文面を見て、高山は愕然となる(右図参照)。そもそも前回、デートを「したこと無い」と言い切ったアカネに、助言を求めること自体が間違い(笑)。

そうこうしているうちにマドカは一転して落ち込み始め、高山がフォローするや、今度は「じゃあチューして」と迫り出す。ラブコメのお約束再び!高山も高山で「もっと人気の無い所だったらな」と真顔で言い切りやがります。高山のこの発言は、直後に冗談であることが吐露されるんだけど、マドカは『何かが起きるチャンス』と捉え、ニンマリ顔になって前半は終了~。

▊ ここで休んでいこう

コーヒーショップを出た後、マドカは高山の手をとり、カラオケをしにいこうと言う。カラオケが苦手な高山は戸惑いを隠せないが、ふと見上げると、そこにはラブホの看板がズラリ。「泊り6000~ 休憩3000~ フリータイム3500~」という案内板もある。ここで、アカネのアドバイス―素敵な冗談でも言ってごらん―を思い出した高山君。再び真顔になるや「ここで休んでいこう」とマドカをラブホに誘っちゃいます。冗談に3000円も投資するナオト君。そこにシビれる!あこがれるゥ!

唐突なモーションに、マドカは驚き赤面するも、「や・・・・・・休むだけなら・・・・・・」とボソリ。高山としては冗談として言ったつもりなのに、まさかのOKに、鳩が豆鉄砲を食らったかのような表情だ。しかも、マドカは率先してラブホの入口へと向かい始め、あれよあれよという間に、高山の手には203号室のキーが・・・。

「そんな未来はウソである」 Vol.25 『冗談デート』 そんな感じで、ラブホの個室に入ったお二人さん。初めて見る内装や調度品に、頬を紅潮させながらも目を奪われているマドカ。片や高山は、予期せぬ流れに完全に言葉を失っている。ところが突然マドカの両肩を掴むや、真剣な顔つきで自分の方へ引き寄せちゃいます。そしてそのまま一気に押し倒して、あんなことやこんなことを・・・と思いきや、やにわに険しい顔つきに。何をするのかと思えば、マドカに対して説教を始めるわけだ(左図参照)。先刻の「チューして」発言といい、ラブホにホイホイ入る件といい、「内田よりも不安なコを見つけたよ」的な心境だったのだろう(笑)。

だがしかし、高山先生の防犯教室は初っ端から崩壊状態に陥る。生徒であるマドカが、フカフカしたベッドや枕に夢中になり、先生の言葉に聞く耳を持たない有り様なのだ。そればかりか、枕の下からゴム製品を見つけ出し、お互いに気まずい雰囲気に陥ってしまう・・・。帰宅した高山は、今日あった出来事を恋愛コンサルタントのアカネに報告。その手元には本日の収穫物である、ゴム製品がありましたとさ。ちゃんちゃん♪

もうお気付きと思いますが、今回はミツキちゃんが登場していません! 連載第1回目から前回まで、1回も欠かさずに登場していたというのに、ついに出番無し(涙)。あ、それと今回は江口さんも出ていません。ほぼマドカ無双なVOL.25でした。
渾身の冗談が思わぬ事態を招く・・・・・・。恋愛経験不足の初心者は、どんな冗談も否認ヒニンすべしッ!!
(最終ページ[P.108]の柱文)
うわ!最後の柱文で編集さん渾身のオヤジギャグが炸裂!!

いやそれにしても、コハル先生作品にラブホは疎か、避妊用ゴム製品まで登場するとは・・・。これはある意味、別マガ的な展開と言えそう。別マガは数あるマガジン系漫画誌の中でも異色の作品、前例にとらわれない実験的な作品を掲載しています。その中には「浪漫三重奏」とか、8月号で連載が終了した剃毛漫画「スイートプールサイド (少年マガジンコミックス)スイートプールサイド (少年マガジンコミックス)スイートプールサイド」[AA]のような、少年誌なのに下ネタ全開な作品(いい意味で)が多々あり、それの影響を受けたのでしょうか?!

別マガ10月号 特大アンケートプレゼント

別冊少年マガジン2011年10月号 特大アンケートプレゼント 別冊少年マガジン創刊2周年記念ということで、今月号はいつものクオカ以外にも、描き下ろし色紙のプレゼントがあります(左図参照)。

色紙の当選者は各作品1名ですが、作家先生が直々に当選者の名前を入れてプレゼントしてくれるらしいッス。応募期間は10月7日(金)PM9:00まで。詳細は今月号の巻末(P.660)でご確認ください。

次号発売日

次号「別冊少年マガジン11月号」は10月8日(土)発売!!

別マガは通常 毎月9日発売ですが、10月9日は日曜日なので1日前倒しされています。

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【関連サイト】
■ そんな未来はウソである (講談社コミックプラス)
■ そんな未来はウソである (Wikipedia)
■ 桜場コハル (Wikipedia)



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COMMENT

はじめまして
コメントさせていただきます

桜場コハルさんの作品はみなみけから入りまして、それも4巻が発売された頃くらいです
内容を見ていて下ネタは今までカスるかカスらない程度だったかのようですが今月でグーッと何かが突き抜けましたね
先月で父親がうんたらかんたら言ってましたけど(笑)

僕は読んでいて凄くニヤニヤとしてしまいましたけどこれはきっと賛否両論なのでしょうね
でもそん未来はみなみけとさほど変わらないなと今まで思っていたのでこの路線でも面白いので続けてほしいですね

マドカはいいキャラになってきましたね
4人も女の子がいると1人は要らない子になりがちな気がしますがみんながみんな目立っています

| FuraFuro | 2011/09/14 | URL

公式HPによると、そん未来2巻が11/4発売予定だそうです。
冷静に考えると、ストック全然無いように思うんですが・・・。
まあ、楽しみに待ちたいと思います。

| ユウ | 2011/09/14 | URL

>いやそれにしても、コハル先生作品にラブホは疎か、避妊用ゴム製品まで登場するとは・・・。

ちょっとビックリしました。が…

>先刻の「チューして」発言といい、ラブホにホイホイ入る件といい、「内田よりも不安なコを見つけたよ」的な心境だったのだろう(笑)。

ここは、ソープ行って嬢に説教するオッサン、が頭をよぎりましたw
というか爆笑してしまいましたよここでww

何にしても、勘違いやズレがニヤニヤを産む、桜場節はどんな展開でも健在ですね。

>もうお気付きと思いますが、今回はミツキちゃんが登場していません!

(´;ω;`)
バランスを取って、ミツキしか出てこない回とか希望です。想像つきませんがw

| 長男 | 2011/09/14 | URL

◆FuraFuroさんへ

> はじめまして
> コメントさせていただきます

いらっしゃいませ~


> 桜場コハルさんの作品はみなみけから入りまして、それも4巻が発売された頃くらいです
> 内容を見ていて下ネタは今までカスるかカスらない程度だったかのようですが今月でグーッと何かが突き抜けましたね
> 先月で父親がうんたらかんたら言ってましたけど(笑)

先月号の高山父の発言にも驚きましたが、まさかそれを使う場所と実物まで出て来るとは!
別マガ独特の気風の影響なのか、コハル先生の中で何かが弾けたのか・・・。


> 僕は読んでいて凄くニヤニヤとしてしまいましたけどこれはきっと賛否両論なのでしょうね
> でもそん未来はみなみけとさほど変わらないなと今まで思っていたのでこの路線でも面白いので続けてほしいですね

「みなみけ」では「おかしなこと」と言ってボカしていたので、衝撃を受けた読者が多かったと思います。


> マドカはいいキャラになってきましたね
> 4人も女の子がいると1人は要らない子になりがちな気がしますがみんながみんな目立っています

今回はミツキちゃんと江口さんが登場してませんが、高山がマドカとデートしている頃、
二人で会って遊んでいたという話が見たいです。

| 三四郎. | 2011/09/14 | URL

◆ユウさんへ

> 公式HPによると、そん未来2巻が11/4発売予定だそうです。

情報ありがとうございます。m(_ _)m
けっこう早いですね。


> 冷静に考えると、ストック全然無いように思うんですが・・・。
> まあ、楽しみに待ちたいと思います。

第2巻の収録範囲はVOL.15「そのテンション」以降ですが、別マガ11月号に載るVOL.26を含めると
漫画本編だけで120ページ。第1巻の本編136ページには及びませんが、なんとか単行本の体は成している
と思います。

| 三四郎. | 2011/09/14 | URL

◆長男さんへ

> >いやそれにしても、コハル先生作品にラブホは疎か、避妊用ゴム製品まで登場するとは・・・。
>
> ちょっとビックリしました。が…

前回の高山父の発言が、本当に前フリだったとはw


> >先刻の「チューして」発言といい、ラブホにホイホイ入る件といい、「内田よりも不安なコを見つけたよ」的な心境だったのだろう(笑)。
>
> ここは、ソープ行って嬢に説教するオッサン、が頭をよぎりましたw
> というか爆笑してしまいましたよここでww

しかも、やるべき事は、ちゃんとやるとw


> 何にしても、勘違いやズレがニヤニヤを産む、桜場節はどんな展開でも健在ですね。

ですよね~


> >もうお気付きと思いますが、今回はミツキちゃんが登場していません!
>
> (´;ω;`)
> バランスを取って、ミツキしか出てこない回とか希望です。想像つきませんがw

「高山がマドカをラブホで説教していた、まさにその頃、ミツキは江口さんと・・・」という展開希望!!

| 三四郎. | 2011/09/14 | URL

サイン色紙につられ久しぶりに別マガを買ってみましたが、まさかそんみらがこんな展開になっているとは……。
私もみなさんと同じように衝撃を受けました。まさか桜場先生の作品にゴムが登場するとは(笑) 改めてみなみけとの方向性の違いを感じました。

しかし、

>少年誌なのに下ネタ全開な作品(いい意味で)が多々あり、それの影響を受けたのでしょうか?!

確かにこれホントに少年誌でOKなの? な作品もちらほら見られますので、この展開はある意味当然といえば当然なのかもしれませんね。

どちらにせよ、これは次回が気になりますね。

| yasakanofuka | 2011/09/15 | URL

◆yasakanofukaさんへ

> サイン色紙につられ久しぶりに別マガを買ってみましたが、まさかそんみらがこんな展開になっているとは……。
> 私もみなさんと同じように衝撃を受けました。まさか桜場先生の作品にゴムが登場するとは(笑) 改めてみなみけとの方向性の違いを感じました。

前回の高山父の発言は、一回こっきりのネタだと思っていたので、本当に驚きました。


> しかし、
>
> >少年誌なのに下ネタ全開な作品(いい意味で)が多々あり、それの影響を受けたのでしょうか?!
>
> 確かにこれホントに少年誌でOKなの? な作品もちらほら見られますので、この展開はある意味当然といえば当然なのかもしれませんね。

ヤンマガ連載の「みなみけ」が我が道を行ってるのと比べると、実に対照的ですね。


> どちらにせよ、これは次回が気になりますね。

次回は是非とも、ミツキちゃんの主役の話を!

| 三四郎. | 2011/09/15 | URL













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