[アニメ感想] パンティ&ストッキングwithガーターベルト 第23話「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ガーターベルト」 / 第24話「ナッシング・トゥ・ルーム」
2010年12月12日 公開
第23話「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ガーターベルト」 / 第24話「ナッシング・トゥ・ルーム」

以下、アニメの内容に触れていますので、まだ見ていない方はご注意ください。
あらすじ
第23話・第24話のあらすじ、主要スタッフはアニメ公式サイトから引用しておきます。
第23話「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ガーターベルト」
スタッフ/若林広海、吉成曜
セメタリーヒルズ教会の神父ガーターベルト。その謎に包まれた過去とはいったい...。
第24話「ナッシング・トゥ・ルーム」
スタッフ/瀬古浩司、平松禎史、西垣庄子
自堕落に教会の中でグダグダと過ごすパンスト姉妹。そこへブリーフが訪ねてきて...。
感想
今回は2本とも、舞台が教会内(一部回想あり)のインターミッションエピソード。任務が無いので、ゴーストの実写爆発も無し。デイモン姉妹の出番も無し。尺の都合で、ただでさえ短いOPが更に短縮。EDも無し。無し無しづくしだけど、ピー音は入りましたな。
第23話「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ガーターベルト」

- 第23話は ガーター神父の過去話。サブタイトルの元ネタは言わずと知れた「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」。回想シーンでは、同じギャング作品の「スカーフェイス」の小ネタも使われていた。しっかし、PSGのスタッフは映画(洋画)のパロが本当に好きでござるな。
- ストーリーは、パンスト姉妹が地下ダンジョンの終点でガターの日記帳(MY HISTORY)を見つけた場面から回想シーンに入る。神父になる前は 暗黒街の頂点を極めていたらしいが、抗争に巻き込まれて昇天。さまざまな試練を乗り越えて現在に至ったようだ。「第一部完」というナレがあったので、ガターが密かに書きためていた小説というオチになるのかと思ったら、何だかよく分からないラストで終わってしまった。
- その問題のラストシーン、開いた日記帳に、じわじわとカメラがトラックアップしていく。イコール「=」で結ばれた二つの矢印の下には、それぞれ「G」と「B」のアルファベット。普通に考えれば今後の伏線だよね。矢印は鍵を意味するのかな?冒頭シーンには鍵穴が出て来たし。「G」はガーターで「B」はブリーフ?それともGOD(神)とBABYLON(退廃の象徴)の頭文字?・・・・と思わせておいて、実は単なるミスリードでした~プププに1,000ヘヴンをベット(笑)。
- 久々のピー音規制は「包○野郎」か?
第24話「ナッシング・トゥ・ルーム」

- 第23話に続いてのインターミッション話。特に大事件が起きるわけではないが、パンスト姉妹の自堕落な日常が垣間見えて、けっこう面白かった。サブタイトルの元ネタはナッシング・トゥ・ルーズと思われる。
- 室内、それも一部屋で物語が進む話っていうと、「かみちゅ!」第11話『夢色のメッセージ』とか「かんなぎ」第7話『キューティー大ピンチ!激辛ひつまぶしの逆襲(後篇)』を思い出すね。ただ、全編カメラ固定っていうのは初めて見た。
- 原画スタッフは第二原画を含めて、たったの3人!パンスト姉妹の細かい芝居があったので、少ない人数の方が統一感が出るし、何よりも作画パワーを他の回に割り振れるメリットもある。それを見越しての、固定カメラか?

第24話の原画/第二原画スタッフ
- 細かいところでは、天界への棒の場面を見て、パンティ姐さんメッチャ可愛い♥って思ったYO!そして仕方なく、その話に付き合わされ、「ねぇ、これもういい?」と言って棒を置くストッキングちゃんもクールで素敵。あと、ブリーフがストッキングちゃんと二人だけになったシーンにはドキドキしたね。思わずブリーフに感情移入してしまった。
- 「a cock sucker」 「shut a fack up, bitch!!」のようなデンジャラスなイングリッシュは規制しなくていいのか?TV局がそこまでチェックしてないのか、あるいはネイティブが使う俗語なので見ても意味が分からないのかもしれない(笑)。「OMG」(Oh My God)みたいな略語も、PSGならではッスな~。
- 話は突然変わるけど、自分の場合、放送されたPSGは少なくとも2回は鑑賞している(第1回放送に関しては20回ぐらい見ている)。で、何が言いたいのかというと、初見で微妙な感想を抱いた回でも、2度目以降は何故か楽しめるんだよね。一度見てしまうと、作品に求めていたモノの敷居が下がるのかもしれんが、なぜか面白く感じてしまう不思議。PSGという作品はノリだけで見てはいけないのかもしれない。ひとは@みつどもえの言葉を借りれば、「演出やシナリオ、様々な要素が合体し熱いエナジーを感じる高尚な芸術なの!!」かも。←なんだそれ!(笑)
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関連サイト
■ Panty&Stocking with Garterbelt アニメーション公式サイト■ Panty&Stocking with Garterbelt: (GAINAX NET)
■ Panty&Stocking with Garterbelt制作ブログ「Daten City Journal」 (GAINAX公式ブログ)
■ PSG (BS日テレ)
■ ヤングエース (角川書店)
■ パンティ&ストッキングwithガーターベルト (Wikipedia)
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