[マンガ感想] エンジェルフェイク 偽物天使 第6話 (月刊ヤングマガジン2010年10月号)
2010年09月22日 公開
月刊ヤングマガジン2010年10月号に掲載されている「エンジェルフェイク 偽物天使」第6話の感想です。
以下、マンガの内容に触れていますので、未読の方はご注意ください。
パンツにはパンツで対抗!!
どうやってピンチを切り抜けるのかと思ったら、実に百瀬先生らしい展開で目からうろこッス!さすがパンツ マエストロ!いや、おみそれしやした。^_^;
ガチ百合アルトリートの媚薬責めにより、全身がビンカンになり、もはや戦える状態にない雪那。目の前には、雪那を倒したエンジェルフェイク弐号機・雷華が立ちはだかる。陸真は完全に追い詰められた状態だが、いつになく冷静になり、この危機的状況を分析。唯一手もとにある刻無の時計 (一種の加速装置)を使い、雷華の強化アイテム=電磁ショーツを手にいれるという策を思い付く。
そして その直後、何かに取り憑かれたように、陸真の喋り口調は豹変。アルトリートに宣戦布告するや、刻無の時計のスイッチON。雷華 目がけて猛然とダッシュし、電子ショーツの裾に手を掛けるところまで行き着く。しかし、剥ぎ取る寸前、ショーツに施された仕掛けが発動。パンツ強奪作戦は、惜しくも失敗してしまう。どうやら、雷華の許しがないと、雷華の電磁ショーツは脱がすことができないらしい。
ヘタレな主人公が突然覚醒するってパターンは、「マジカノ」の春生を彷彿しますな~。春生の場合は魔力だったけど、陸真の方はマッド発明家としての資質(今回のラストで明かされる)が顕現したものかも。とにかく、今後の展開を左右するのは間違いなさそうですね。
一方、アルトリートは、陸真の電磁ショーツ強奪作戦に興味を持ったようすだ。刻無の時計を使い、ショーツを見事に奪うことができたら、許してあげないこともないと言う。アルトリートの寛大な提案を聞いた陸真は、不敵な微笑みを浮かべるや、再び刻無の時計を起動。今度は周囲の空気を渦と化し、超局所的な低気圧を発生させる。そして、突然降り始めた豪雨は雷華の電磁ショーツに染みこみ、布はびしょびしょ、中身はスケスケの状態に!!(詳細は月刊ヤンマガ10月号でご確認ください)
すると意外なことに、メタモルフォーゼして性格が凶暴化していた雷華の態度が一変。素の気弱な女の子モードに戻り、「恥ずかしいですぅぅ~」と言いつつ、両手で股間を隠しちゃいます。上半身は裸なので、オッパイは丸見えなんですけどね。そういや、巨乳の娘はオッパイを隠し、貧乳の娘は股間を隠すという定説がありますが、雷華は爆乳なのに逆ですか!生えている娘は下を隠し、生えていない娘は上を隠すという説もあるので、こっちを実践したのかもしれないけど。(*´Д`*)
閑話休題。この後、陸真はあれこれ攻勢をかけるんだけど、けっきょく電磁ショーツを奪うことは叶わず。そればかりか刻無の時計をアルトリートに奪われてしまう。状況終了だ。アルトリートは陸真の健闘を称えつつも、ゲームオーバーを宣言する。
ところがぎっちょん。陸真は口元を歪めてニヤリ。「ゲームは俺の勝ちさ!」と告げ、更に「欲しいものは手に入れたからね!」と言う。実は、一連の攻撃は雷華の電磁ショーツそのものを奪うことが目的ではなく、パンツの性質や仕組みを調べることにあったのだ。更に陸真は 時計の加速機能を使い、発明家としての本分も発揮していた。あの短時間の中で、独自の電磁ショーツを開発していたのである。その名も月星陸真製 電磁ショーツ・改。陸真の傍らには、新型ショーツを履き、すくっと立った雪那の姿があった。さっきまでノーパンで、身悶えしていた彼女とは全くの別人。本来の雪那に戻り、可愛らしくも実に凛々しい姿である。(*´Д`*)
まさかの展開にアルトリートは愕然。雪那は通常でも偽天使13体分に匹敵する、最強の偽天使である。その雪那が電磁ショーツ・改により、更に20倍の出力を得たのだから、もはやアルトリートと雷華に勝ち目は無い。「今度会う時には今回のように行きませんわよっ!!覚悟しておくことですわっ!!」というお約束の捨てゼリフを吐き、撤退するしかなかった。
そんなこんなで、ピンチを切り抜けた陸真と雪那。海里と海空もやって来て、世界塔 の頂上は一転してほんわかムードに・・・。そんな中、雪那の口から意外な事実が語られ始める。何と!世界塔は今から30年後の未来に於いて 陸真が作り出したものだったのだ。発明家としての巨大な能力を得た陸真が、時空を超えて星の命を吸い続ける装置を作り出したらしい。そして、そのことに気付いた松芝久之助が、陸真の暴走を阻止し、温かい心を育てるために開発した機械人形。それが雪那たち偽物天使 だという。
ΩΩ Ω<な、なんだって――!!?雪那は萌えターミネーターだったのか!!!陸真の中に眠る闇の心を駆逐するのが目的だとすると、やはりエロ攻勢ですかね。(*´Д`*) ヾ(--;オイオイ...。なんか、ますます目が離せなくなりましたよ、この作品!!
なお、今回のページ数は前回と同じで、ちょっと少なめの24ページでした。累積では168ページに達していてます。このままのペース(毎号24~30頁)で連載が進めば、年末頃には単行本・第1巻が発売されるかもしれません。
月星陸真製 電磁ショーツ・改
覚醒した陸真が驚異的なスピードで開発した偽天使用の強化アイテム(ブーストパーツ)。刻無しの時計(第5話 参照)の動作加速機能を使い、電磁ショーツ(第4話 参照)の性質や仕組みを分析。更に持ち前の発明能力で改良を加え、偽天使をメタモルフォーゼさせることなく、出力を20倍に引き上げることに成功した。オリジナルとの外見上の違いは、ショーツ前面にある「R」の文字。陸真はこのショーツを短時間の間に2枚作成し、1枚は雷華にプレゼントした。
■ [マンガ感想] エンジェルフェイク 偽物天使 第5話 (月刊ヤングマガジン2010年9月号)
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以下、マンガの内容に触れていますので、未読の方はご注意ください。
第6話 ストーリー&感想
イキ果てた雪那を抱き、戦う決意をした陸真が ついに覚醒するッ!なるほど、そうきたか・・・
(扉ページ[P.331]のアオリ文から)雪那の代わりにボインちゃんを脱がせっ!!陸真ッ!
(2ページ目[P.332]のアオリ文から)【これまでのお話】
月星陸真(高1)は大電機メーカーの創業者で遠戚の松芝久之助から遺産として生きている美少女人形=偽天使(エンジェルフェイク)雪那と秘密を記した偽界之書を相続する。だが、世界を破滅に導くという世界塔(ワールドスクリュー)と止めるための秘技も書かれている偽界之書とその秘密を握る雪那を目当てに敵が襲ってくる。
敵はドイツから来た偽天使だった。圧倒的な力でねじ伏せられ、エロ責めに堪える雪那を救いに行く陸真!ピンチを切り抜けろ!
(2ページ目[P.332]から)
パンツにはパンツで対抗!!
どうやってピンチを切り抜けるのかと思ったら、実に百瀬先生らしい展開で目からうろこッス!さすがパンツ マエストロ!いや、おみそれしやした。^_^;

そして その直後、何かに取り憑かれたように、陸真の喋り口調は豹変。アルトリートに宣戦布告するや、刻無の時計のスイッチON。雷華 目がけて猛然とダッシュし、電子ショーツの裾に手を掛けるところまで行き着く。しかし、剥ぎ取る寸前、ショーツに施された仕掛けが発動。パンツ強奪作戦は、惜しくも失敗してしまう。どうやら、雷華の許しがないと、雷華の電磁ショーツは脱がすことができないらしい。
ヘタレな主人公が突然覚醒するってパターンは、「マジカノ」の春生を彷彿しますな~。春生の場合は魔力だったけど、陸真の方はマッド発明家としての資質(今回のラストで明かされる)が顕現したものかも。とにかく、今後の展開を左右するのは間違いなさそうですね。

すると意外なことに、メタモルフォーゼして性格が凶暴化していた雷華の態度が一変。素の気弱な女の子モードに戻り、「恥ずかしいですぅぅ~」と言いつつ、両手で股間を隠しちゃいます。上半身は裸なので、オッパイは丸見えなんですけどね。そういや、巨乳の娘はオッパイを隠し、貧乳の娘は股間を隠すという定説がありますが、雷華は爆乳なのに逆ですか!生えている娘は下を隠し、生えていない娘は上を隠すという説もあるので、こっちを実践したのかもしれないけど。(*´Д`*)
閑話休題。この後、陸真はあれこれ攻勢をかけるんだけど、けっきょく電磁ショーツを奪うことは叶わず。そればかりか刻無の時計をアルトリートに奪われてしまう。状況終了だ。アルトリートは陸真の健闘を称えつつも、ゲームオーバーを宣言する。

まさかの展開にアルトリートは愕然。雪那は通常でも偽天使13体分に匹敵する、最強の偽天使である。その雪那が電磁ショーツ・改により、更に20倍の出力を得たのだから、もはやアルトリートと雷華に勝ち目は無い。「今度会う時には今回のように行きませんわよっ!!覚悟しておくことですわっ!!」というお約束の捨てゼリフを吐き、撤退するしかなかった。
そんなこんなで、ピンチを切り抜けた陸真と雪那。海里と海空もやって来て、
ΩΩ Ω<な、なんだって――!!?雪那は萌えターミネーターだったのか!!!陸真の中に眠る闇の心を駆逐するのが目的だとすると、やはりエロ攻勢ですかね。(*´Д`*) ヾ(--;オイオイ...。なんか、ますます目が離せなくなりましたよ、この作品!!
なお、今回のページ数は前回と同じで、ちょっと少なめの24ページでした。累積では168ページに達していてます。このままのペース(毎号24~30頁)で連載が進めば、年末頃には単行本・第1巻が発売されるかもしれません。
話数 | 掲載号 | ページ数 |
1 | 月刊ヤングマガジン2010年05月号 | 30 |
2 | 月刊ヤングマガジン2010年06月号 | 30 |
3 | 月刊ヤングマガジン2010年07月号 | 30 |
4 | 月刊ヤングマガジン2010年08月号 | 30 |
5 | 月刊ヤングマガジン2010年09月号 | 24 |
6 | 月刊ヤングマガジン2010年10月号 | 24 |
累積ページ数 | 168 |
今月の発明品

覚醒した陸真が驚異的なスピードで開発した偽天使用の強化アイテム(ブーストパーツ)。刻無しの時計(第5話 参照)の動作加速機能を使い、電磁ショーツ(第4話 参照)の性質や仕組みを分析。更に持ち前の発明能力で改良を加え、偽天使をメタモルフォーゼさせることなく、出力を20倍に引き上げることに成功した。オリジナルとの外見上の違いは、ショーツ前面にある「R」の文字。陸真はこのショーツを短時間の間に2枚作成し、1枚は雷華にプレゼントした。
次号発売日
次号「月刊ヤングマガジン2010年11月号」は10月13日(水)発売です!関連記事
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関連サイト
■ エンジェルフェイク 偽物天使 (講談社 月刊ヤングマガジン公式サイト)■ TAKEAKI MOMOSE WEB (百瀬武昭先生 公式サイト)
■ 百瀬武昭 (Wikipedia)
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