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[レビュー] みなみけ(第1期) ドラマCD

今更感もなんのその!みなみけ(第1期) ドラマCDのレビューです。

みなみけ(アニメ1期) ドラマCD



概要

このCDは、南家3姉妹の平凡な日常を淡々と描いたものです。
TVアニメ「みなみけ」がドラマCDになって登場!シリーズ構成・あおしまたかし氏による、このCDのための書き下ろしストーリーを収録!
(帯のキャッチコピーから)
このドラマCDは「みなみけ」(第1期・最終回)が放送された約1ヶ月後、2008年1月23日に発売されました。上記キャッチコピーにあるとおり、収録されているエピソードはあおしまたかし氏による書き下ろしです。収録話数は全部で10本あり、どれもこのドラマCDのためのオリジナル脚本ですが、原作との整合性がとれているので安心して聴くことができます。

パッケージ等

みなみけ(アニメ1期) ドラマCD
帯(キャップ)とケース表側
みなみけ(アニメ1期) ドラマCD
ケース裏側
みなみけ(アニメ1期) ドラマCD
ケースを開いたところ
みなみけ(アニメ1期) ドラマCD
ブックレットを開いたところ

ジャケットはキャラクターデザイン・総作画監督を担当された越智信次氏の描き下ろし。CDケースは一般的なジュエルケースです。ブックレットは三つ折り仕様で、INDEX、スタッフ・声優リスト等が記載されています。解説やコメント等はありません。また、使用されている画像もアニメのもので、描き下ろしイラスト等はありません。ドラマCDでよくあるパターンですね。まあドラマ自体がスゴク面白いので、ブックレットが簡易仕様でもNo problem!

収録内容

このドラマCDは全部で10トラックあり、各トラックのサブタイトルと収録時間は下表のとおり。10トラック目の最後には出演声優による一言(役名と名前)が約1分入っています。

TRACK 内容 収録時間
1 ごろごろ 05:53
2 漫画家じゃないぞ 06:32
3 なにが? 05:32
4 長く煮込むほど 07:06
5 真実 05:58
6 オフサイドだ 06:13
7 糖分が 06:32
8 妥協 05:30
9 決まり手は 05:21
10 立ちなさいよ 06:38
収録時間合計 61:15

キャスト/スタッフ

ドラマCDに出演しているキャスト、スタッフはブックレット等から引用しておきます。
CAST
南春香:佐藤利奈/南夏奈:井上麻里奈/南千秋:茅原実里
南冬馬:水樹奈々/藤岡:柿原徹也/保坂:小野大輔
内田:喜多村英梨/吉野:豊崎愛生/マコト:森永理科
マキ:高木礼子/アツコ:小野涼子/速水:千葉紗子
南ナツキ:吉野裕行/南アキラ:葉山達也/男子部員:中西英樹/男子部員:佐藤拓也

STAFF
原作:桜場コハル「みなみけ」(講談社「週刊ヤングマガジン」連載)
脚本:あおしまたかし/音響監督:蝦名恭範/音楽:三澤康広/効果:山谷尚人(サウンドボックス)/録音調整:川畑初/録音助手:渡邊邦昭
録音スタジオ:スタジオユニ/音響制作:マジックカプセル/音響制作担当:濱野高年/原盤提供:KING RECORDS
ジャケットイラスト:越智信次/イラスト彩色:渋谷圭子、馬庭由佳/イラスト背景:赤上由峰
エグゼクティブプロデューサー:上玉利純宏(Frontier Works)
プロデューサー:シバタミツテル(Frontier Works)、寺田純一(Frontier Works)/製作:フロンティアワークス

SPECIAL THANKS
童夢
ヤングマガジン編集部
綱川順一(講談社)、松下卓也(講談社)、山谷奈久留(講談社)
大月俊倫(KING RECORDS)、山中隆弘(KING RECORDS)
高岡広明(SATZ)
みなみけ製作委員会

各話感想

以下、このドラマCDに収録されている各話の内容(冒頭部分)と感想です。登場している主要キャラも併記してあります。

01 ごろごろ
春香 夏奈 千秋 冬馬 藤岡 保坂 内田 吉野 マコト マキ アツコ 速水 ナツキ アキラ
× × × × × × × × × × ×
《 ストーリー 》
チアキが帰宅したところ、玄関でカナがゴロゴロ寝転んでいた。理由を尋ねると、夕刊を取りに玄関まで転がって来たらしい。疲れていたので歩くのが面倒だったとのこと。チアキは呆れ果て、そんなバカ野郎をテキトーにあしらい、リビングへと向かう。ところが、チアキの目に飛び込んできたのは、ゴロゴロ寝転がっているハルカの姿であった・・・。
《 感想 》
カナの広島カープネタ、ハルカのなまけものネタ、チアキのハルカ崇拝ネタを上手く使っています。いかにも、あおしまたかし氏らしいオリジナルドラマです。意外だったのは、ハルカが自分のことを「お姉ちゃん」と呼んでた件。ハルカ姉さまの一人称は基本的に「私」なので、新鮮な感動と こそばゆさでキュンキュンしちゃいましたよ。
02 漫画家じゃないぞ
春香 夏奈 千秋 冬馬 藤岡 保坂 内田 吉野 マコト マキ アツコ 速水 ナツキ アキラ
× × × × × × × × × ×
《 ストーリー 》
TV番組のペット特集を見ていた3姉妹。ハルカとチアキはペットの話で盛り上がるが、3姉妹の住んでいるマンションはペット禁止なので、残念ながら飼うことはできない。そんな中、カナが「うちにはもうペットがいる」と言い出す。「ふじおか」がペットだというのだ。ところがハルカとチアキは「ふじおか」を「藤岡」と勘違いして・・・。
《 感想 》
初っ端のTV番組(ふんどしペット特集)でニヤリ。そして「ふじおか」を「藤岡」と誤解する勘違いネタに思わずクスリ(笑)。サブタイトルの「漫画家じゃないぞ」は劇中のカナのセリフから。原作でも、セリフの一部がサブタイトルになっていることが多々ありますね。
03 なにが?
春香 夏奈 千秋 冬馬 藤岡 保坂 内田 吉野 マコト マキ アツコ 速水 ナツキ アキラ
× × × × × × × × ×
《 ストーリー 》
ある日の南家マンション。トウマ、内田、吉野の面々が集まっている。集合をかけたのはカナで、「最近、チアキが私を疎ましく思っているようだ」と相談を持ちかける。女子小学生の皆さんはカナに原因があると指摘し、特に吉野に至っては「今更だよね?」と手厳しい。そして、4人でわいわいがやがやしていたところに、買い物に出掛けていたチアキが帰宅して・・・。
《 感想 》
ブラック吉野ちゃんキタ━━゜+.ヽ(≧▽≦)ノ.+゜━━ ッ !
吉野ちゃんの下の名前が不明な件&思わせぶりな態度をとる件、チアキが炭酸飲料好きな件&半分目が閉じている件、といった「みなみけ」のコアなネタが、さり気なく使われています。「今日の5の2」ドラマCD第1巻では、鴻野貴光氏がツバサの「君付け」呼称をネタにしてたけど、アニメ1期のスタッフはコハル先生作品をよく研究してますね~。
04 長く煮込むほど
春香 夏奈 千秋 冬馬 藤岡 保坂 内田 吉野 マコト マキ アツコ 速水 ナツキ アキラ
× × × × × × × × ×
《 ストーリー 》
高校の昼休みの時間。ナツキは保坂に呼び止められ、家庭科室に同行させられる。保坂はハルカに捧げる料理を作るため、料理経験が豊富なナツキに白羽の矢を立てたらしい。そして肝心の料理の品目はカレーだった。弁当ではルーが冷えて固まってしまうため、今から熱々のカレーを作るのだという・・・。
《 感想 》
このドラマCDの発売日は2008年1月28日。保坂のカレー回(第113話『妖精』)がヤンマガに掲載されたのは2008年9月1日。なんと半年以上も前に、保坂のカレーを予言していたとは!「みなみけ」の原作では、第14話『たくらんでる』第41話『全然ダメ』第85話『隠すな』にカレーが登場してはいるものの、保坂とカレーの組合せはそれまで一度もありませんでした。また、このドラマCDではマキやアツコたちをオチ要員として登場させていてます。その点も含めて、あおしま氏恐るべし!!としか言いようがないっす。
05 真実
春香 夏奈 千秋 冬馬 藤岡 保坂 内田 吉野 マコト マキ アツコ 速水 ナツキ アキラ
× × × × × × × × × ×
《 ストーリー 》
ある日の小学校。チアキは内田や吉野から「ツンデレ」だと言われる。意味が分からないチアキは、帰宅後、カナに尋ねようとするが・・・。
《 感想 》
チアキがツンデレの意味をカナに訊こうとした際の、心の葛藤が面白い。そして、まさかアレがオチに使われるとは!!(笑)
06 オフサイドだ
春香 夏奈 千秋 冬馬 藤岡 保坂 内田 吉野 マコト マキ アツコ 速水 ナツキ アキラ
× × × × × × × × ×
《 ストーリー 》
藤岡が南家マンションにやって来た。チアキやハルカとは、サッカーの練習試合の話題で盛り上がるが、カナだけはギスギスしたようす。どうやら原因は、アキラを巻き込んだ中学校での出来事にあるらしい・・・。
《 感想 》
第2話『お手紙』黄金の右第51話『手は出しません』第64話『呼べッ』番長ネタを使い、その後の藤岡・カナ・アキラの三角関係(?)を描いたお話。アキラの脳細胞は相変わらずピンク一色のもよう。サブタイトルの「オフサイドだ」はカナのセリフの一部ですが、オフサイド以前に、カナの行為はレッドカードの一発退場ものです(笑)。
07 糖分が
春香 夏奈 千秋 冬馬 藤岡 保坂 内田 吉野 マコト マキ アツコ 速水 ナツキ アキラ
× × × × × × × × × × ×
《 ストーリー 》
とある日の南家マンション。チアキとトウマが取っ組み合いの喧嘩をしていたところに、カナが帰宅する。カナは喧嘩の理由を尋ねるが、当のチアキたちはその理由を忘れたという。そうこうしているうちに、再び始まるチアキとトウマのバトル。そのようすを見たカナは「糖分が足りないと怒りっぽくなる」と言い、二人に冷蔵庫のシュークリームを食べるよう勧めるが・・・。
《 感想 》
人様のスイーツを本人の居ぬまに勝手に食べてしまうという、「みなみけ」では定番の話。劇中では特に触れられてなかったけど、冷蔵庫のシュークリームは駅前の角のあの店の品に違いない。(キリッ
08 妥協
春香 夏奈 千秋 冬馬 藤岡 保坂 内田 吉野 マコト マキ アツコ 速水 ナツキ アキラ
× × × × × × × × × ×
《 ストーリー 》
高校の放課後。体育館では男女バレー部の練習が行われていた。男子バレー部を引っ張る保坂の姿を見て、「保坂先輩は男子部員に慕われている」と言うアツコ。しかし、マキは「気持ちグロ悪い」と一刀両断し、「あの人には隙を見せてはダメ」とアツコを諭す。この後、速水が登場し話に加わるが・・・。
《 感想 》
誰しもが忘れかけていた、保坂の当初の目的(ハルカに汗を拭いてもらうこと)をネタに使った会心のストーリー!!さすがアニメ1期のスタッフらしく、保坂の気持ち悪さのベクトルを完璧に把握しております。
09 決まり手は
春香 夏奈 千秋 冬馬 藤岡 保坂 内田 吉野 マコト マキ アツコ 速水 ナツキ アキラ
× × × × × × × × × ×
《 ストーリー 》
マコちゃんに変装し、南家マンションに遊びに来ていたマコト。長居しすぎてしまい、外は暗くなり始めていた。マコちゃんのことを完全に女の子と認識しているハルカは、自宅まで送っていくという。しかし、自宅が分かることは、正体がバレることと同義である。困ったマコちゃんはカナに助け船を求めるが、この事態を楽しんでいるカナは「泊まっていけばいいじゃん」と言い放つ・・・。
《 感想 》
原作にあっても全く違和感の無い話。マコちゃんがお泊まりする云々といったエピソードは、今のところ原作にはありませんが、それに近いシチュエーションは第139話『だらだら』で描かれています。
10 立ちなさいよ
春香 夏奈 千秋 冬馬 藤岡 保坂 内田 吉野 マコト マキ アツコ 速水 ナツキ アキラ
× × × × × × × × × ×
《 ストーリー 》
南家マンションを訪れたトウマ。いつものように勝手に上がり込みリビングに向かったが、そこで目にした光景はいつもとは違っていた。三姉妹が部屋の中でゴロゴロと転がっていたのだ。トウマは唖然となり、当初は批判的な態度をとっていたが、徐々に三姉妹のペースに巻き込まれて・・・。
《 感想 》
1トラック目に続き、ゴロゴロネタ再び。今度は三姉妹全員がゴロゴロしています。ストーリーの主軸はハルカ姉さまの怠け者ネタで、自分のことを「お姉ちゃん」と呼ぶ発言も再登場!全般的にグダグダ感を強調した展開(これはこれであり)になっていますが、ちゃんとオチが付いている点は流石です。

まとめ

オリジナル脚本で、ここまで「みなみけ」の雰囲気を出せるのは流石。原作にあったネタを使い、後日談的なストーリーを構築し、キャラのセリフや行動にも全く違和感がなく、聴いていて思わずニヤリ。ドラマCDなので、当然のことながら声しか入っていませんが、脳内にはキャラの絵が浮かんできます。これを聴いてしまうと、アニメ2期で“おつまみ”されたエピソードを、1期のライター陣で作り直してくれ!って言いたくなりますね。

なお、あおしま氏が脚本を書いたオーディオドラマとしては、DVD初回限定版(1~4巻)の特典CDに収録されているミニドラマ(全13話)があります。あと、みなみけ 5の2合同ライブのショートコントもオススメ!シナリオライターの名前こそ明記されていませんが、「みなみけ」と「今日の5の2」のキャラの絡みがあることから、鴻野貴光氏を中心としたアニメ1期・ライター陣の仕事と思われます。キャラの組み合わせ(例:保坂とカズミ等)も絶妙で、「みなみけ」や「今日の5の2」のコアなネタ(例:“おかしなこと”等)が満載!そして何よりコント自体のクオリティも高い。なので、まだ鑑賞されていない方には激しくオススメします!

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【関連サイト】
■ みなみけ (StarChild 公式)
■ TVアニメーション「みなみけ」ドラマCD (FRONTIER WORKS)
■ みなみけ (Wikipedia)



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COMMENT

>どれもこのドラマCDのためのオリジナル脚本ですが、原作との整合性がとれているので安心して聴くことができます。

普通は当たり前のことなんですけどね、これってw

>アニメ2期で“おつまみ”されたエピソードを、1期のライター陣で作り直してくれ!って言いたくなりますね。

どうせなら、その先も…w

とにかく、キャラ同士の掛け合いそのものが面白いですよね。
そして、笑いの種類が、爆笑ではなく、終始ニヤニヤが止まらない的な感じです。
原作通りであるはずの、3期の物足りなさの大部分が、ここに原因があると思います。
"オチで笑わす"ことに拘泥しすぎた、と言いましょうか、掛け合いの部分を、オチに至るまでの単なる過程、として普通にサラっと流してしまっていた、という感じですね。
このあたりが、原作読んでてニヤニヤが止まらなかったハズなのに、何かアッサリ終わってしまったぞ!?になってしまっていたように思います。

この、ニヤニヤが止まらない感(?)を演出しているのが、キャラ同士の軽妙な掛け合いであること、これが重要なんだなぁと思う次第であります。
ですので、オチ自体が弱い話でも、ここに至る過程の掛け合いを、充分に描ききることが出来ていれば、ちゃんと面白く観る(聞く)ことができますよね。
例を挙げれば、一期7話、原作35話「変わるもの」は、ありがちな感じで弱いオチだと思いますが、カナとケイコの掛け合いと、顔アップの演出でしっかりと(?)ニヤニヤできたんじゃないかとw
3期ですと、例えば原作85話「隠すな」で、マキにジワジワとイジられる藤岡が、読んでいてニヤニヤしっぱなしだったんですが、アニメでは、かなーりアッサリで物足りなくて超ガッカリだったんですよ。
これもオチがかなり弱めな話ですし、間を上手く使わないとダメになる回でした。あおしま氏ならば…という思いが…楽しみにしてたのに。・゚・(ノД`)・゚・。

そして、オリジナルの掛け合いで、コハル作品っぽい台詞を作るのが、非常に神掛かってますよね。
特に顕著なのが保坂でしょうw
04のカレー作る話は、単体で抜き出すと、ナルシストっぽくてカッコイイ、いかにも保坂的な台詞ばかりですよねw
それともう一つ
保坂の愛する人=ハルカ、ということをナツキは知らない
チアキとトウマが友達で、その縁でナツキは南家に出入り可、ハルカの手料理だって食べたことあるゾ。ということを保坂は知らない
という相関関係を、あおしま氏はさすがにしっかり把握されていますね。
この話、保坂は「愛する人」とは言いますが、「南ハルカ」とは一言も言ってないですよね。
このへんの配慮、さすがです。

こんなに作品に適合した人材をスルーする、スタチャの調整能力は…上手く言葉が出てこないですorz

| 長男 | 2010/08/17 | URL

◆長男さんへ

> とにかく、キャラ同士の掛け合いそのものが面白いですよね。
> そして、笑いの種類が、爆笑ではなく、終始ニヤニヤが止まらない的な感じです。
> 原作通りであるはずの、3期の物足りなさの大部分が、ここに原因があると思います。
> "オチで笑わす"ことに拘泥しすぎた、と言いましょうか、掛け合いの部分を、オチに至るまでの単なる過程、として普通にサラっと流してしまっていた、という感じですね。
> このあたりが、原作読んでてニヤニヤが止まらなかったハズなのに、何かアッサリ終わってしまったぞ!?になってしまっていたように思います。

アニメ3期の保坂カレーの妖精回、ナツキがトウマの帰宅時間をハルカに相談する回などは
普通に見ると確かに面白いのですが、掛け合いでニヤニヤというよりも、キャラの行動やビジュアル、
過剰な演出の面白さであって、「みなみけ」本来の笑いのベクトルとは違うんですよね。
その証拠に、これ以外の回は原作の筋書きを追うだけで、「みなみけ」の会話の妙が足りないし、
長男さんのおっしゃる通り、「何かアッサリ終わってしまったぞ!?」的な構成が多かったと思います。

> この、ニヤニヤが止まらない感(?)を演出しているのが、キャラ同士の軽妙な掛け合いであること、これが重要なんだなぁと思う次第であります。
> ですので、オチ自体が弱い話でも、ここに至る過程の掛け合いを、充分に描ききることが出来ていれば、ちゃんと面白く観る(聞く)ことができますよね。
> 例を挙げれば、一期7話、原作35話「変わるもの」は、ありがちな感じで弱いオチだと思いますが、カナとケイコの掛け合いと、顔アップの演出でしっかりと(?)ニヤニヤできたんじゃないかとw
> 3期ですと、例えば原作85話「隠すな」で、マキにジワジワとイジられる藤岡が、読んでいてニヤニヤしっぱなしだったんですが、アニメでは、かなーりアッサリで物足りなくて超ガッカリだったんですよ。
> これもオチがかなり弱めな話ですし、間を上手く使わないとダメになる回でした。あおしま氏ならば…という思いが…楽しみにしてたのに。・゚・(ノД`)・゚・。

3期の話題になると毎回書いてますが、場面転換に出て来たタイトルロゴが転がるワイプなんかが、
最たるものですね。

> そして、オリジナルの掛け合いで、コハル作品っぽい台詞を作るのが、非常に神掛かってますよね。
> 特に顕著なのが保坂でしょうw
> 04のカレー作る話は、単体で抜き出すと、ナルシストっぽくてカッコイイ、いかにも保坂的な台詞ばかりですよねw
> それともう一つ
> 保坂の愛する人=ハルカ、ということをナツキは知らない
> チアキとトウマが友達で、その縁でナツキは南家に出入り可、ハルカの手料理だって食べたことあるゾ。ということを保坂は知らない
> という相関関係を、あおしま氏はさすがにしっかり把握されていますね。
> この話、保坂は「愛する人」とは言いますが、「南ハルカ」とは一言も言ってないですよね。
> このへんの配慮、さすがです。

単語一つひとつの配慮もさることながら、異なる原作の話をリンクさせるのも上手いですよね。
DVD特典のミニドラマ1.5の番長ネタとかもそうでした。

> こんなに作品に適合した人材をスルーする、スタチャの調整能力は…上手く言葉が出てこないですorz

つくづく思うのですが、音羽グループにもアニメ企画・製作の専門会社が必要ですね。
ちょうど、ライバルの一ツ橋グループ にある小学館集英社プロダクションみたいな会社です。
スタチャは講談社の子会社ですが、DVDとかCD販売に主軸を置いたレコード会社なので、
大局的に見れば、企画・製作に特化した専門会社の方が原作を抱える出版社側のメリットは
大きいと思うのですが・・・。

| 三四郎. | 2010/08/17 | URL

やたらと古い記事を引っ張り出してトラックバックしました。やはりこのドラマCDを含めて1期は着眼点と広げ方が実に上手いと思う。

例えば「なにが?」では「誰だっけ」のおかげで小学生女子の中では吉野の名前だけが不明になってしまったところに着目するというのは良く原作を研究していないと絶対出てきませんよね。(内田ユカという名前をああいう形で無駄に消費した上、「誰だっけ」をやらない「おかえり」・・・)

情報がほとんどない中13話、13.5話、「長く煮込むほど」で保坂とナツキのコンビをあそこまで広げた上手さもお見事。(ナツキに関しては1期と原作でかなりのずれが生じましたが)

>保坂の気持ち悪さのベクトルを完璧に把握しております
保坂は常に(多少の自己陶酔は含むが)「誰かのため」に行動している。しかしその行動が大幅にずれているから空回りする。これが面白さであり、「きもちわるさ」のベクトルのはずなんですが3期の保坂はただの自己陶酔に堕してしまった感がありありです。

3期の海原雄山や「べつばら」の保坂オチなどはその最たるもの。このドラマCDで保坂の扱いを研究すべきではないのかって本当に思ったくらいだから。

でもなぜ3期が1期のスタッフじゃないのか・・・ってのはちょっと言えないんですよ。そうなってしまうとあの「5の2」がなくなってしまう事になるから。その辺が悩ましいところです。

| shige | 2010/08/18 | URL

◆shigeさんへ

> やたらと古い記事を引っ張り出してトラックバックしました。やはりこのドラマCDを含めて1期は着眼点と広げ方が実に上手いと思う。

TBありがとうございます。
1期はストーリーの組み立て方が「深い」ですね。単に原作をなぞるだけでなく、
コハル先生作品のツボを心得ています。

> 例えば「なにが?」では「誰だっけ」のおかげで小学生女子の中では吉野の名前だけが不明になってしまったところに着目するというのは良く原作を研究していないと絶対出てきませんよね。(内田ユカという名前をああいう形で無駄に消費した上、「誰だっけ」をやらない「おかえり」・・・)

レビュー記事の中でも書きましたが、コハル先生ファンなら誰しも思っているコアなネタを
さり気なくも絶妙に取り入れますね。1期のスタッフは。
それに比べて、新番組予告で内田のフルネームネタを使う「おかえり」ときたら・・・。

> 情報がほとんどない中13話、13.5話、「長く煮込むほど」で保坂とナツキのコンビをあそこまで広げた上手さもお見事。(ナツキに関しては1期と原作でかなりのずれが生じましたが)

そういえば、ミニドラマ13.5話のオチもカレーでしたw

> >保坂の気持ち悪さのベクトルを完璧に把握しております
> 保坂は常に(多少の自己陶酔は含むが)「誰かのため」に行動している。しかしその行動が大幅にずれているから空回りする。これが面白さであり、「きもちわるさ」のベクトルのはずなんですが3期の保坂はただの自己陶酔に堕してしまった感がありありです。
>
> 3期の海原雄山や「べつばら」の保坂オチなどはその最たるもの。このドラマCDで保坂の扱いを研究すべきではないのかって本当に思ったくらいだから。

とりあえず保坂を出せば受けるだろう的な発想なんですよね。
保坂をオチに使っても別にかまわないのですが、それをやる際には、ちゃんと保坂のキャラを
把握してからやって欲しかった・・・。

> でもなぜ3期が1期のスタッフじゃないのか・・・ってのはちょっと言えないんですよ。そうなってしまうとあの「5の2」がなくなってしまう事になるから。その辺が悩ましいところです。

おっしゃるとおり、「おかえり」はTVA版「5の2」の後番組なので、いくら鴻野氏たちでも
連続してコハル先生作品二つは厳しかったかもしれませんね。
あちらが立てばこちらが立たず・・・本当に悩ましいです。

| 三四郎. | 2010/08/18 | URL

はじめまして。
休日を利用してみなみけ1期を一気に観ながらネットサーフィンしてたら、こちらのブログにたどり着きましたw

自分がこの作品と出会ったのは1期第10話、みうらじゅんの番組を録る予定で、「みなみけ」という不思議なタイトルに惹かれてついでに録画したのがきっかけでした。
会話のテンポの良さとショートコント風の展開が自分の趣味と合い、一気に嵌りました。
そして過去の放送回をさかのぼり、ネットラジオ「みなきけ」を聞き、キャラソンを聞き、と、アニメに興味のなかった自分がこの作品にどっぷりと嵌ってしまいましたw(おかげで童夢つながりの「苺ましまろ」や、「ひだまりスケッチ」などのゆる~いギャグのあるアニメが好きになってしまいましたw)
体調を崩していて、仕事も上手くいかず元気がなかったこの当時、みなみけは自分を救ってくれた作品でした。それだけに2期以降は言葉に言い表せないほどの怒りがあるのですがw

このドラマCD、とても面白いですよね。このまま映像化して欲しいくらい。
i-Podに入れて今でも寝る前によく聞いています。
制作陣のこの作品への熱い想いが淡々としたストーリーの中に息づいている気がします。
各トラックは独立した話なのに、ストーリーの根底はきっちり繋がっていて、最初から最後まで同じテンポで聞ける。それに原作ともうまくリンクしていて、まるで原作を読んでいるかのような錯覚に陥る。この感覚は1期のアニメにも言えることだと思います(この感覚は2期以降には一度も感じられませんでした。話題になったカレーの歌も、もっとあっさりとニヤニヤ出来るように作って欲しかった。あれは明らかに1期の保坂回の白いカラスのシーンの焼き直しでしかなかった)

このCDで好きな話はトラック8。保坂とアツコ、マキの微妙な三角関係が好きな自分としては、原作で足りない分を補給してくれた気分w
アツコやマキががいつ保坂への気持ちに正直になるか(というか、あの「きもちわる」さを受け止められるか)、期待してるんですけどね。永遠にない話だろうけどw
もしくは、速水先輩が保坂を養ってくれるかw

もう童夢での「みなみけ」どころか4期すら希望がない状態になっちゃいましたね。原作は今までと同じように面白い話を用意してくれているんですけど。
ひだまりスケッチを見てると、いいスタッフに巡り合えるか、作品が永く愛されるために必要なことだと痛切に思います。
2期3期で浪費してしまったストーリーを1期スタッフででもう一度再構築して欲しい、そんな願いを何年持ち続けていることかw

| chousan | 2010/08/24 | URL

◆chousanさんへ

> はじめまして。
> 休日を利用してみなみけ1期を一気に観ながらネットサーフィンしてたら、こちらのブログにたどり着きましたw

いらっしゃいませ~

> 自分がこの作品と出会ったのは1期第10話、みうらじゅんの番組を録る予定で、「みなみけ」という不思議なタイトルに惹かれてついでに録画したのがきっかけでした。

みうら氏の番組というと、「シンボルず」ですね。自分も見てました。

> 会話のテンポの良さとショートコント風の展開が自分の趣味と合い、一気に嵌りました。
> そして過去の放送回をさかのぼり、ネットラジオ「みなきけ」を聞き、キャラソンを聞き、と、アニメに興味のなかった自分がこの作品にどっぷりと嵌ってしまいましたw(おかげで童夢つながりの「苺ましまろ」や、「ひだまりスケッチ」などのゆる~いギャグのあるアニメが好きになってしまいましたw)

「苺ましまろ」もそうですが、童夢は日常系コメディー作品が上手いですね。

> 体調を崩していて、仕事も上手くいかず元気がなかったこの当時、みなみけは自分を救ってくれた作品でした。それだけに2期以降は言葉に言い表せないほどの怒りがあるのですがw

ジェネオンは「苺ましまろ」を一貫して童夢に発注しているのに、スタチャときたら・・・(つд`)
そもそも「1期と2期で制作会社を変える!」ってことを作品の「売り」にするのは、いかがなものかと。

> このドラマCD、とても面白いですよね。このまま映像化して欲しいくらい。
> i-Podに入れて今でも寝る前によく聞いています。
> 制作陣のこの作品への熱い想いが淡々としたストーリーの中に息づいている気がします。
> 各トラックは独立した話なのに、ストーリーの根底はきっちり繋がっていて、最初から最後まで同じテンポで聞ける。それに原作ともうまくリンクしていて、まるで原作を読んでいるかのような錯覚に陥る。この感覚は1期のアニメにも言えることだと思います(この感覚は2期以降には一度も感じられませんでした。話題になったカレーの歌も、もっとあっさりとニヤニヤ出来るように作って欲しかった。あれは明らかに1期の保坂回の白いカラスのシーンの焼き直しでしかなかった)

「みなみけ」(1期)と「今日の5の2」のドラマCDを聴くと、ライター陣がコハル先生の原作を
深く研究しているのが分かりますね。原作の出来事やネタを土台にして、コハル先生ならきっとこう描くだろうと想定して書いている。
オリジナル話だと分かって手も「これ原作の何話だっけ?」っていう錯覚に陥ります。

> このCDで好きな話はトラック8。保坂とアツコ、マキの微妙な三角関係が好きな自分としては、原作で足りない分を補給してくれた気分w
> アツコやマキががいつ保坂への気持ちに正直になるか(というか、あの「きもちわる」さを受け止められるか)、期待してるんですけどね。永遠にない話だろうけどw
> もしくは、速水先輩が保坂を養ってくれるかw

話の膨らませ方が上手いですよね。保坂とアツコ、マキの立ち位置もちゃんと理解しているし。
そにれ対して、3期の保坂オリジナル回ときたら・・・。

> もう童夢での「みなみけ」どころか4期すら希望がない状態になっちゃいましたね。原作は今までと同じように面白い話を用意してくれているんですけど。
> ひだまりスケッチを見てると、いいスタッフに巡り合えるか、作品が永く愛されるために必要なことだと痛切に思います。
> 2期3期で浪費してしまったストーリーを1期スタッフででもう一度再構築して欲しい、そんな願いを何年持ち続けていることかw

ですよね~。
「みなみけ」の場合、1期のスタッフで2期以降のエピソードを再アニメ化(OVA化)すれば確実に売れると思います。
ただ、2期・3期・OADとA社が担当しているので、制作会社を変えるのは大人の事情で無理でしょうね。
何しろ2期以降を全否定することになりますからw

| 三四郎. | 2010/08/24 | URL













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みなみけ ドラマCD

で予告どおり、みなみけドラマCDの感想を今更。 総括の時にも述べたように「無印」の持ち味は原作を徹底的に生かしたショートコント的な作風にある。 それはこのドラマCDでも貫かれており、ほとんどが独立した単発エピソードで構成されている。 こういうやり方はネ...

| 日々是雑感(フリートーク) | 2010/08/18 22:27 |

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