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[マンガ感想] みなみけ 第146話 「知ってたよ」

ヤングマガジン2010年No.14に掲載されている「みなみけ」第146話『知ってたよ』の感想です。

ヤングマガジン2010年No.14 / みなみけ 第146話 「知ってたよ」

以下、マンガの内容に触れています。未読の方はご注意ください。


ストーリー&感想

油断大敵!弱肉強食の世界!!
(扉ページ[P.359]の柱文)
盗み食いすること風の如く。とぼけること林の如く。策士・カナの先制攻撃で南家の乱、勃発!
(2ページ目[P.360]の柱文)
扉絵キャラは、本編でネタ振り要員を演じている内田&カナ。扉絵に吹き出しが付いているけど、これはかなり珍しく、今回ので7回目だ。過去6回は次のとおり。
  1. 第2話「お手紙」
  2. 第10話「がんばれよ」
  3. 第16話「脱ぎたくない」
  4. 第37話「おもしろい本」
  5. 第51話「手は出しません」
  6. 第100話「メインイベント」
肝心のお話の方はというと、「みなみけ」で時々描かれる、おやつ消失騒動。過去、おやつが無くなる(横取りされる)という話はみなみけ 4 (ヤングマガジンコミックス)みなみけ 4 (ヤングマガジンコミックス)みなみけ 4 (ヤングマガジンコミックス)[AA]収録の第69話「思いがけない」第72話「お前か?」等で描かれていたけど、はたして今回はどんな展開に?!

▊ 消えたドーナツ

みなみけ 第146話 「知ってたよ」 内田 とある日の午後。舞台は南家マンションのリビング。テーブルを囲み、カナは読書、チアキは勉強に精を出している。そんな寡黙な雰囲気の中、カナがふと顔を上げると、目の前に居たはずの内田の姿がない。しかも、お皿にはドーナツが1個残されたままだ。ここで策士カナは考えた。

カナ「これはアイツに世の中の厳しさを教えるいい機会だ・・・・・・・・・」

そして、横にチアキが居るのにも拘わらず、内田のドーナツを横取りしてパクリ。カナ曰く「チアキは勉強に集中しているから目撃者のうちに入らない」らしい。チアキもチアキで、自分のドーナツではないので、見て見ぬふりを決め込んでいるようだ。この後、何事も無かったかのようにもくもくと勉強を続けるチアキ、もぐもぐとドーナツを味わうカナ、二人の擬音の対比が面白い(笑)。

一方、リビングに戻ってきた内田は愕然。お皿に残してあったドーナツが、こつ然と姿を消していたのだから当然だ。編集さんが書いたキャラ紹介(P.361の柱文)によると、内田は「好きなものは最後に食べるタイプ」とのことで、計り知れないショックを受けたもよう。涙目状態になりつつも、こんなことをする人物はカナしかいないということで、怒りの矛先をカナに向ける。

ところが、カナは口をもぐもぐさせながら、内田の追及を華麗にスルー。困った内田は目撃情報を得るためチアキに助けを求めるが、チアキはここでも見て見ぬふり。内田の顔を見ようともしない。そうこうしているうちに、カナは晩ご飯の準備状況を確認するため席を立ち、キッチンへと向かってしまった。内田(´・ω・) カワイソス

コタツ布団が描かれていないので、コタツ収め日和は終了したようだ。ちょうど去年の今頃には、ハルカ姉さまの抵抗があったけど、今年はすんなりOKしてくれたのだろうか?(笑)

▊ 策士、策に溺れる

みなみけ 第146話 「知ってたよ」 カナ しかし、そんな内田にも復讐のチャンスが巡ってきた。カナが座っていた席には、読みかけの本(「イマコイ」10巻)が置かれていたのだ。ちなみに、「イマコイ」とは「みなみけ」の世界で大ブレイクしている恋愛のかなり泣ける話で、第135話「マジな」では映画化されていた。カナが読んでいる本がマンガなのか小説なのかは不明だが、大人気コンテンツらしくクロスメディア展開しているようだ。

閑話休題。カナがキッチンから戻ってくると、テーブルの上に置いていった「イマコイ」10巻が見当たらない。ところが、目の前の内田が手にしているのは、その「イマコイ」10巻ではないか!しかも、内田の奴は「きっと10巻なんて最初から存在してなかったんだよ!」なんて妙な屁理屈を言いやがります。

困ったカナは、先刻の内田と同様、チアキに助けを求めることに・・・。だがしかし、チアキは三度見て見ぬふり。そればかりか、ハルカ姉さまに呼ばれ、料理の味見をするためキッチンへ。リビングに残ったカナと内田は、チアキのスルーっぷりに、ただただ呆然となるばかり(笑)。そして、たった1コマとはいえ、ハルカ姉さまの登場に歓喜するオレ.ヽ(≧▽≦)ノ.

▊ 疑心暗鬼

みなみけ 第146話 「知ってたよ」 チアキ,天使チアキ,悪魔チアキ ハルカ姉さまの完璧な味付けに敬服しつつ、リビングに戻ってきたチアキ。勉強の続きをしようと席に座るが、カナと内田の様子がおかしいことに気付く。さっきまで大騒ぎしていたカナたちが、示し合わせたように沈黙を守っている。これはひょっとして、何かよからぬことを企んでいるのか?そんな思案が頭に浮かんだチアキの中に、まさかの天使チアキ悪魔チアキが出現。チアキに成り代わり(チアキの心だけどw)、この状況を考察し始める。

悪魔チアキが「さんざん無視してたからね―絶対やられてるよ」と言えば、天使チアキは「無視ではありません!めんどくさかっただけです!」と、相変わらずの天使らしからぬ発言。悪魔チアキにツッコミを受ける始末だ(笑)。

そんな中、更に由々しき自体が発生。天使チアキが内田の顔を見たところ、頬を紅潮させ、笑いを堪えているではありませんか!カチンときた天使&悪魔は二人して「憎たらしい」を連呼。再び、カナたちが仕掛けたイタズラを推察し始めるが、天使&悪魔の猜疑心はエスカレート。

天使チアキ「どこかのページに落書きされてるとか?」
悪魔チアキ「問題の答え 全部間違いにされてるとか」

そして、このままでは姉妹の絆や友達との友情にヒビが・・と思われた矢先、これまで頑なに沈黙を守ってきたチアキ本人に変化が顕れる。

チアキ「ひとりで勉強してた私が悪かったよ。この空気はもうイヤだ」

突然、今まで無視していたことをカナたちに詫びるチアキ。どうやら、真の天使はチアキ本人だったもよう(笑)。第72話「お前か?」でも「人を疑うのはよくないよッ」と力説していたが、それに近い展開だ。

もっとも、「いい話だな~」で終わらないのが、桜場作品の面白さ。内田が笑いを堪えていた理由、それを知ったチアキ(天使&悪魔も含む)は( ゚д゚)ポカーン となる。内田がチアキの勉強のことを気遣い、静かにしようと提案したのに、カナが変な顔をして内田を笑わせようとしていたというのだ。これはヒドイ!一方、リアクションに困ったチアキは、「知ってたよ。お前らが私に気を遣ってたこと・・・・・・知ってたよ!」と言うのが精一杯。そんな感じで、久々の台詞オチとなった第146話は終了。

ところで、「みなみけ」では扉絵にオチが描かれていることが度々あるけど、今回に限ってはそんな未来はウソでした。だって、内田はずっと笑いを堪えていたし(笑)。

次回掲載号

次回登場は3/20発売号。いつもより2日早く会える土曜売り!!
(最終ページ[P.366]の柱文より)
次回の「みなみけ」はヤンマガ3月20日発売号(No.16)に掲載!
2週間後の月曜日は振り替え休日なので、ヤンマガの発売は前倒しされます。ご注意あれ!

あっそうそう!今号も単行本7巻の情報、限定版の特典情報は載ってませんでした。以前、編集さんが「今年は単行本を2冊出す!!」と宣言していたけど、特典の内容次第ては秋以降になりそうな予感。(;>_<;)

【関連記事】 マンガの感想記事は直近の3話分だけリンクを張ってあります。
■ [マンガ感想] みなみけ 第145話 「考えて」
■ [マンガ感想] みなみけ 第144話 「らしく」
■ [マンガ感想] みなみけ 第143話 「おとずれ」

■ 「みなみけ」「今日の5の2」ほか、桜場コハル作品に登場する大人キャラ
■ みなみけ(原作) チアキの「バカ野郎」発言に関するまとめ
■ みなみけ(原作) 下着回に関するまとめ
■ みなみけ(原作) お風呂回に関するまとめ
■ みなみけ(原作) 水着回に関するまとめ

■ みなみけ(原作) キャラクターの連続登場話数を調べてみた
■ みなみけ(原作) キャラクターの扉絵登場回数を調べてみた
■ みなみけ(原作) キャラクターの本編登場回数を調べてみた
■ みなみけ(原作) 南家三姉妹の登場回に関するまとめ
■ みなみけ(原作) アツコがトウマを男の子と勘違いするに至った経緯

■ [レビュー] グッドスマイルカンパニー みなみけ ねんどろいど 南千秋
■ [レビュー] みなみけ+今日の5の2 キャラファンBOOK
■ [コミックスレビュー] みなみけ 第6巻 (通常版)
■ [アニメ感想] みなみけ べつばら (コミックス第6巻・DVD付き初回限定版)
■ [DVDレビュー] みなみけ おかえり 第4巻 (初回限定版)

【関連サイト】
■ みなみけ (StarChild 公式)
■ みなみけ おかえり (テレビ東京 公式)
■ みなみけ (Wikipedia)



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COMMENT

「もくもく」「もぐもぐ」
こういう洒落が、いかにも桜場作品らしいですねw

そして、カナの世の中の厳しさを教えるための行動は、普通ならばこの展開では、何とも言えない重たい空気になるところですよね。
だと思ったのに、いつの間にか別の空気になっている!?
チアキは嫌がってましたがww

今回の脚本は、アニメ化したらスタッフによって、激しく出来の落差があるタイプの話でしょうね。
台詞完全トレースで、尺も2~3分で無駄な引き延ばしが無くテンポが良くても、カナと内田の掛け合いの演出でガラリと空気が変わり、いつかの悪夢が呼び覚まされそうです。
また、味見してみて、のところが、リビングとキッチンの位置関係がまた問題になりそうです。
何が言いたいのかと言うと、5~6巻に収録される話ではなくてよかったなとw

しかし、コタツ収めのタイミングって難しいですよね。
先週暖かかったのに、今日は雪って((((;゚Д゚)))サムイ

| 長男 | 2010/03/10 | URL

◆長男さんへ
> 「もくもく」「もぐもぐ」
> こういう洒落が、いかにも桜場作品らしいですねw

一見すると、どうってことのないコマなんですが、こういった描写は
桜場作品の妙ですよね。

> そして、カナの世の中の厳しさを教えるための行動は、普通ならばこの展開では、何とも言えない重たい空気になるところですよね。
> だと思ったのに、いつの間にか別の空気になっている!?
> チアキは嫌がってましたがww

起承転結の「起」でカナが仕掛け、「承」で内田の報復を受け、「転」でまさかの天使&悪魔登場。
「結」を読んで、いい話だな~と思いきや意外なオチが!という展開ですからね。
これはコハル先生にしか描けません。

> 今回の脚本は、アニメ化したらスタッフによって、激しく出来の落差があるタイプの話でしょうね。
> 台詞完全トレースで、尺も2~3分で無駄な引き延ばしが無くテンポが良くても、カナと内田の掛け合いの演出でガラリと空気が変わり、いつかの悪夢が呼び覚まされそうです。
> また、味見してみて、のところが、リビングとキッチンの位置関係がまた問題になりそうです。
> 何が言いたいのかと言うと、5~6巻に収録される話ではなくてよかったなとw

今回は2ページ目、4ページ目、6ページ目に時間経過を示すベタ塗りのコマがありますが
某スタッフがアニメ化したなら、例の「みなみけ」ロゴのワイプが出て来そう(;´Д`)

> しかし、コタツ収めのタイミングって難しいですよね。
> 先週暖かかったのに、今日は雪って((((;゚Д゚)))サムイ

うちのコタツは梅雨明けの頃まで出ていますw

| 三四郎. | 2010/03/10 | URL

扉絵にキャラが二人描かれてるって久しぶりなような気がする

| 名無し | 2010/03/15 | URL

◆名無しさんへ
> 扉絵にキャラが二人描かれてるって久しぶりなような気がする

113話「妖精」以来ですね。
ちなみに二人以上描かれているのは、今回ので30回目となります。

| 三四郎. | 2010/03/15 | URL

みなみけおもしろい!

| みなみけ | 2010/03/18 | URL













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