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[マンガ感想] そんな未来はウソである 第3話

別冊少年マガジン2009年12月号(創刊3号)に掲載されている「そんな未来はウソである」Vol.3『すみませんでした』の感想です。

別冊少年マガジン2009年12月号(創刊3号)
別冊少年マガジン創刊3号(表紙)

以下、マンガの内容に触れています。未読の方はご注意ください。


新キャラ登場

物語の舞台は女子高ではありませんでした!!

「そんな未来はウソである」第3話『すみませんでした』
扉絵から
高山たかやま(高1)
ミツキとアカネのクラスメイトの男子。下の名前は不明。ミツキとは同じ中学校の出身。しかし、ミツキは彼のことをよく知らないらしい。ポーカーフェイスで、ぶっきらぼうに喋る様は「みなみけ」のナツキを彷彿させるが・・・。

ストーリー&感想

今回も第1話『ひょっとして』より2ページ少ない、全10ページの構成です。もしかしたら、今後も10ページ固定なのかもしれません。

第3話の舞台は、休み時間の教室。隣の席のアカネに「ババ抜きしよう」と声を掛けるミツキのコマからスタートします。お互いの能力を知ったこともあり、すっかり仲良しさんとなったミツキとアカネ。アカネ視点ではかなりウザそうですが、そこはツンデレ候補生。ミツキのことをかなり気に掛けているご様子。今回は、そんなアカネが、ミツキに起きた超でっかい問題をこっそり解決しようとするお話です。

ちなみに、トランプは第2話『わかったの?』でアカネから貰ったもの。アカネは占いの小道具としてトランプをプレゼントしたのですが、けっきょくババ抜き用になったもよう(笑)。

「そんな未来はウソである」第3話『すみませんでした』 ミツキの目の下にゴミが付いていることに気付いたアカネ。コンパクト・ミラーをミツキに向け、それを教えようとするが、ここで事件が発生。唐突に鏡を向けられたため、ミツキは自分自身の目を見てしまった(より正確に言うと「目を合わせてしまった」)のだ。ミツキの予知能力は彼女自身に対しても有効らしく、その際に垣間見た未来は、クラスメイトの高山と結婚している自分の姿であった・・・。

「そんな未来はウソである」第3話『すみませんでした』 ところが、初めて自分の未来を見たのにも拘わらず、ミツキの態度は淡々としたものだった。しかも、動揺するどころか、「それよりババ抜きしよう」とアカネにせがむありさまだ。そんなミツキのようすを見たアカネは、ミツキの予知能力に関する仮説を立て、それを本人に尋ねてみることに。すると予想していたとおりの回答が返ってきた。曰く・・・
  1. ミツキが誰かの未来を見て、それを本人に伝えないと、だいたい100%その通りになる。
  2. しかし、本人がそれを意識した瞬間から未来はどうなるか分からなくなる。
上記1を強引に言い換えると、ミツキが観測対象(便宜上そう書きます)の目を見た瞬間、無数に存在していた筈の観測対象の未来が、たった一つの未来に収束することになりそう。すなわち、ミツキの観測により観測対象の状態(結果)が決定するということ。猫さんが出てくる例の思考実験みたいなものです。ただ、ひとたび観測対象の本人がその情報を知ると再び未来は不確定となる点、ミツキが観測しなかった場合の未来が不明な点を考慮すると、そこまで踏み込むのは拙速かもしれませんけど(笑)。

「そんな未来はウソである」第3話『すみませんでした』 わざとではないにせよ、鏡を見せたせいでミツキと高山の未来を変えてしまったアカネ。ミツキは屈託のない反応を示しているが、アカネは罪悪感に苛まれ、ある行動に取って出ることに。その行動とは高山に近付きミツキとの仲を取り持つこと。いわゆる愛のキューピット作戦だ。

しかし、クラスメイトとはいえ、アカネは高山のことをよく知らない。おそらく、会話さえ交わしたことがないのだろう。そんな彼女が高山に声を掛けるのには、これしかない。

廊下でぶつかる!

廊下での激突は、ギャルゲの世界ではお約束のフラグ立ちイベント。中でも当たり屋の異名を持つ館林見晴が有名(笑)。そんなベタなイベントを、臆面もなく実行するアカネさん最高です

「そんな未来はウソである」第3話『すみませんでした』 高山の背後から近付き、わざと激突したアカネ。倒れた高山に向かい、腕組みをして不貞不貞しい態度で謝罪しております。これは、高山の男の器を確かめるための作戦なんだけど、傍目にはステレオタイプなツンデレ女子高生にしか見えません(笑)。

一方の高山はというと、アカネの態度に怒るそぶりも見せず、彼女のことをミツキ同様のドジッ娘と勘違い。そればかりか、ミツキのことを語り始めやがります。高山は中学時代からミツキのドジッ娘っぷりを見ていたそうで、どうやらミツキに気があるようす。高山本人はそれを否定するものの、ウソ感知能力を持つアカネには全部お見通しだけど(笑)。

そんな感じで、男子キャラ・高山が登場したことで、前回までの百合っぽい雰囲気が一転した第3話でした。次回以降は、ミツキ、アカネ、高山のちょっと変わった三角関係を主軸に置いた、ファンタジックなラブコメ路線になるのでしょうか。

激レア『そんな未来はウソである』クオカ


別冊少年マガジン2009年12月号(創刊3号)

応募者全員サービスとして、今月号の表紙イラストを印刷したクオカが登場。入手するには、P.57に印刷されている申込用紙&応募券(コピー不可)に必要事項を記入し、700円分の切手を同封して応募先に送る必要があります。締切は2009年12月8日(火) [当日消印有効]。クオカの発送は、早ければ2010年1月4日頃から始まるそうです。

特大アンケートプレゼント

別冊少年マガジン2009年12月号(創刊3号) 創刊号創刊2号に引き続き、今号も特大アンケートプレゼントがあります。「そんな未来はウソである」関連では、クオカ3枚組が抽選で20名様に当たります。締切は2009年12月8日(火)PM9:00です。応募方法の詳細は別マガで!

次号予告


別冊少年マガジン2009年12月号(創刊3号)

次号「別冊少年マガジン2010年1月号(第4号)」は2009年12月9日(水)発売!

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【関連サイト】
■ 桜場コハル (Wikipedia)



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COMMENT

この作品は、百合ではなかったようですねw

しかし、勘違いやズレを、登場キャラの誰かに感情移入して楽しむ、というのではなく、あくまで読者視点で、勘違いやズレを眺めてニヤニヤ楽しむ、といういかにもコハル作品という感じがしてきましたw

また、未来予知に嘘感知能力とは、ちゃんと使えば凄いリターンがありそうですが、激しくどうでもいい使い方になっているのが、いかにも“らしい”ですよね。

| 長男 | 2009/11/12 | URL

◆長男さんへ
> この作品は、百合ではなかったようですねw

ふと思ったのですが、高山はミツキとアカネの百合的展開の触媒かもしれません。
自覚のない百合から、お互いを意識した百合へと進展しそうな予感w

> しかし、勘違いやズレを、登場キャラの誰かに感情移入して楽しむ、というのではなく、あくまで読者視点で、勘違いやズレを眺めてニヤニヤ楽しむ、といういかにもコハル作品という感じがしてきましたw

おっしゃる通り、キャラに感情移入して読む作品じゃありませんよね。
淡々と進む物語を三者的視点から俯瞰し、ニヤニヤするらマンガです。

> また、未来予知に嘘感知能力とは、ちゃんと使えば凄いリターンがありそうですが、激しくどうでもいい使い方になっているのが、いかにも“らしい”ですよね。

ミツキとアカネの能力は、素材としては奥深いものなので、何かありそうな気がします。
ただ、ミツキと高山の未来が世界の危機に直結する、いわゆるセカイ系的な展開は無いでしょうねw

| 三四郎. | 2009/11/12 | URL













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