【22/7】第12話感想 最終回で滝川みうちゃんと斎藤ニコルちゃんがきららジャンプ!
TVアニメ『22/7』第12話『ナナブンノニジュウニ』の感想です!『壁』の目的が明かされる重めの話なんだけど、記事タイトルが百合厨丸出しですんません。
記事中にネタバレがあるので未視聴の方は閲覧注意!
公式情報
放送内容に関してはアニメ公式サイトから引用しておくぞい。
STORY
22/7への想いを確かめあった8人に、解散会見以来止まっていたはずの”壁”が突如語り出す。これまでメンバーを監視し、その活動の全てが“壁”による実験だったのだと明かされる。実験が次のフェーズに移ったいま、22/7は『用済み』と言われ、自分たちもファンも全て利用されていたと憤るメンバー。しかしニコルだけはひとり、22/7を守ろうと必死に嘆願する。STAFF
脚本:永井千晶
絵コンテ:髙橋さつき、阿保孝雄
演出:田中智也
総作画監督:まじろ、田村里美
作画監督:香田知樹、大貫巧、山本真夕子、樋口香里、牧野和俊、吉田尚人、齋藤悠、りお、横松雄馬、岡崎洋美、田川裕子、成川多加志、一ノ瀬結梨、錦見楽
引用元:アニメ公式サイト
G.I.P.ブログが更新
アニメ内の芸能事務所G.I.P.のブログが更新された。
2017.12.XX
12/24 ライブ@東京動物園野外ステージ
ライブにお越しいただきありがとうございました。…
コミカライズ最終話が公開
アニメのストーリーを補完する『22/7+α』の最終回『斎藤ニコル②』が公開された。アニメ最終回のネタバレがあるので、先に読まない方がイイっす。
大好評放映中のアニメ『22/7』では語りきれなかった、もう一つの物語を『ないしょの京子姉さん』の葛西尚先生が紡ぎます。 ストーリー原案は『彼女、お借りします』の宮島礼吏先生! そして、デジタル声優アイドルプロジェクト『22/7』のプロデュースを務める、あの秋元康氏も企画協力!
コミカライズ版の作者・葛西尚先生のツイート。
最終話!皆の意思で、皆の力で壁を壊した先に、皆が見たかった景色があるなんて…ドラマチックなライブに涙しました。みうちゃんの笑顔キラキラでしたね〜!そしてあの合田さんは反則でしょう…
— 葛西尚@「22/7+α」1巻発売中 (@ameito3344) 2020年3月28日
最後は新メンバー加入!これからが気になるところでの終わり…寂しいけどワクワクします!#ナナニジ
22/7ファンの皆様にも温かく見届けていただいて…本当にありがとうございました!!ちょっとした小ネタに気づいてくださって嬉しかったです😊
— 葛西尚@「22/7+α」1巻発売中 (@ameito3344) 2020年3月28日
22/7公式のツイート
最終話 #12「ナナブンノニジュウニ」をご視聴いただきありがとうございました‼️
— TVアニメ「22/7」公式 (@227anime) 2020年3月28日
引き続き他各局の放送や配信でもTVアニメ「22/7」をお楽しみ下さい🎵🎵
最終話まで沢山の応援をありがとうございました✨
今後も 22/7 をどうぞよろしくお願いいたします😊💕https://t.co/fkg3e6xW3G #ナナニジ pic.twitter.com/O6dW2X8kUS
TVアニメ『22/7』#12「ナナブンノニジュウニ」のご視聴と第1話から最終話までご覧いただいた皆様、ありがとうございました😭💓TVアニメ『22/7』のエキストラエピソード#13は8/26発売 BD&DVD Vol.6に収録されています🎊そして次週からは『22/7 #計算中 シーズン2』放送開始‼️お楽しみにっ🌈#ナナニジ pic.twitter.com/TtIGaMA1Ol
— 22/7(ナナブンノニジュウニ) (@227_staff) 2020年3月28日
22/7メンバーのツイート
最終回放送後の22/7メンバー(中の人)のツイートです。放送前のツイートが多い天城サリーさん、もともとTwitterをやってない西條和さんと白沢かなえさん、現在休養中の倉岡水巴さん、同じく休養中の高辻麗さんを除き全員つぶやいている。
#ナナニジ 最終回ありがとうございました!
— 22/7 河瀬詩 (@kawase_uta_0227) 2020年3月28日
言葉通り右も左も分からないところからたくさん成長させていただきました。
ニコルちゃん、そしてメンバーみんなのことが本当に大好きになりました。
関わってくださった全ての方々、そして最後まで見てくださった皆さん、本当にありがとうございました!
TVアニメ「22/7」❁
— 22/7 帆風千春 (@c_hokaze227) 2020年3月28日
#12「ナナブンノニジュウニ」
ありがとうございました。
ついに、最終回が終わってしまった…。
(これから放送で見る方々もたくさん居らっしゃると思いますが!)
麗華ちゃんと一緒に歩んだ3ヶ月。
本当に、あっという間でした〜!!
アニメありがとうございました!
— 22/7 宮瀬玲奈 (@reinyan_0526) 2020年3月28日
ネタバレにならないことを。。
居場所っていうのは「疲れるまで歩き続けて行き着いた場所」って考えてた絢香ちゃんが「もうどこへも歩きたくない」と言ってるのが...。
『ムズイ』を聞くたび心にきます😢
彼女にとってナナニジが居場所になったのかなって#ナナニジ
アニメを通じて沢山のことを経験させていただきました。とても濃い時間でした。
— 22/7 海乃るり (@ru_ri_88) 2020年3月28日
その全てにおいて、22/7に関わって下さり、支えてくださった全ての皆様、そしてここまで応援してくださった皆様のお陰様です。本当にありがとうございました。
今後の22/7も見て頂けるよう、精進して参ります! https://t.co/aDw6RBU9ZR
うれしいね〜〜🐥💓💓💓💓
— 22/7 涼花 萌 (@moepiyo_227) 2020年3月28日
😭😭😭😭😭😭💕#ナナニジ
— 22/7 武田愛奈 (@aina__227) 2020年3月28日
なお、キャラクターは誰もつぶやっていない。キャラにとってはTVアニメが日常の世界という設定で、神の視点で見られているという 体 と思われる。『22/7 計算中』ついてはバンバン ツイートしてるので実に対照的だ。
アニメスタッフ、関係者のツイート
脚本・作画スタッフのツイートから。
みんなの物語ははじまったばかり。これから応援していきたい!そう思ってもらえるお手伝いができたなら嬉しいです。ナナニジ最終話、ありがとうございました!スタッフの皆様、見ていただいた皆様、お疲れ様でした!
— 永井千晶@脚本 (@chiaki_nagai) 2020年3月28日
そしてアニメ初登場の3人!みかみちゃん、悠希ちゃん、つぼみちゃん!やっと会えてほんとに嬉しいな。たぶんファンの皆さんはもっともっと嬉しいはず。アフレコの時3人が喋ってるのを見て、そこにもうばっちりみかみちゃんたちが存在していて感動したことを忘れません。13話もよろしくお願いします!
— 永井千晶@脚本 (@chiaki_nagai) 2020年3月28日
アニメ、『ナナブンノニジュウニ』ご視聴ありがとうございました❗️
— まじろ🌱(Maziro) (@mazirori) 2020年3月29日
最終話まであっという間で毎週沢山の出来事や、メンバーの色んな表情を描かせていただき、大変な時期もありましたがとっても楽しかったです🌼
OVAも作っていきます、何卒よろしくお願いします❗️🌈✨#ナナニジ #ナナニジアニメ pic.twitter.com/GwwqrhA2Uf
こちらの版権描きました!最終回ニコルの晴れやかな笑顔です! https://t.co/V28DrhgZxG
— 田村里美 (@orie0421) 2020年3月28日
ナナニジ最終回お疲れ様でした!
— 田村里美 (@orie0421) 2020年3月28日
40カット総作監お手伝いさせてもらいました。お気に入りカットはまじろさんパートのニコルの目ドアップキラリが好きだった…!長いようであっという間でした。最後まで見てくださった皆様ありがとうございました(^^)
「22/7」12話、少しですが作監で参加させていただきました!
— 牧茶 (@sasurainopink) 2020年3月28日
ご視聴ありがとうございました!(*^_^*)#ナナニジ pic.twitter.com/JaplTU77gz
劇伴を作曲された中山真斗さんのツイート。
おわってしまった…めちゃめちゃ寂しい…けど計算中があってまじでよかった…見てくださった方、キャスト&スタッフの皆様ありがとうございました!そしてお疲れ様でした! #ナナニジ
— 中山真斗 (@masatondx) 2020年3月28日
13話も音楽の時間もあるじゃん!最高じゃん!!
— 中山真斗 (@masatondx) 2020年3月28日
ナナニジ、ほんとに好きな作品になったから参加できて光栄でした。なんか楽しかったなーー
— 中山真斗 (@masatondx) 2020年3月28日
キャラクターデザイン(キャラ原案)の方々。ツイートはしてないけど、カントクさん、こやまひろかずさんのようにリツイートしている方もいます。
ぶちきれみうちゃんかっこよかった
— 黒星紅白『LINEスタンプ第5弾発売中』 (@kuroboshi) 2020年3月28日
ひとまずお疲れ様でした!! https://t.co/FAV6DMP6zz
— 田中将賀 (@tanamasa0119) 2020年3月28日
BS11で4月から再放送スタート
BS11ではTVアニメの再放送が決定!
TVアニメ「22/7(ナナブンノニジュウニ)」 | NEWS
BS11にて再放送が決定!
ストーリー&感想
『壁』の向こう側へ。少女たち の激憤が、大いなる謎を秘めた存在を打ち砕く。裏に住まうは神か悪魔か?今解き明かされる『壁』の謀略。第12話『ナナブンノニジュウニ』――まだ黒子は姿を見せない。
(以上ボトムズ予告ナレ風ストーリー概説のつもり)
アバンタイトル
12月24日、本来なら22/7の一周年記念公演が開催される日。ライブは中止になったのに、何故かG.I.P.ビルの前に集まるファンの皆さん。その中の1人が、事務所前の歩道に置かれていた案内看板に気づく。ナナニジのロゴと矢印だけのシンプルな看板だが、果たしてその先には一体何があるのか!?
G.I.P.ビルの正面に不忍池弁天堂があって、その背後に見える高層ビルの位置などから推定すると、この場所は不忍通りかな。実際の風景と比べるとかなり違うけど、位置的には下図のあたり。矢印の方向に少し進むとBパートに出てくる施設もある。
オープニング
最終回なので特殊なオープニング。サビ以降の映像が第10話と第11話の名場面に差し替えられた。
Aパート
前回・Cパートで突然しゃべり始めた『壁』。フリーザ様ボイスの発生源は、みゃーこが持ち込んだ猫のぬいぐるみではなくモニュメントみたいなやつ。ぬいぐるみを抱きかかえ、モニュメントと交互に見比べてるずんちゃんキャワワ♥
『壁』の目的は観察だった。アイドルに選ばれた8人が何を考え、どう行動するのか観察して記録することが目的だったという。22/7roomだけでなく現場での言動も逐一報告を受けていたらしい。ナナニジメンバーが『壁』の目的を聞いた時、往年のロボットアニメみたいにカットインしててカッケー。
『壁』って惑星を1つ消滅させそうな声しやがって、やってることは金をかけた変質行為(笑)。案の定、あーやが『変態』呼ばわりしてて草。『壁』は説明を続け、これはある種の実験だとのたまう。アイドルという信仰対象を用いて、群衆の心を動かせるのか試していたそうだ。更にナナニジの解散を機に『壁』の計画は次のフェーズへ移行するらしい。計画の中身は教えないけど名称は「Project 22/7」だってさ。これは悪の秘密結社の匂いがぷんぷんしますね(棒読み)。
8人が選ばれた理由は、完全なるランダム。全くの偶然だと言い切る『壁』。マジかよ!その割には過去に不幸な出来事が多いメンバーが多すぎるし、ニコみうみたいな小学時代の同級生もいるのですが、それは?
※暗い場面は画像を明るく補正しました(以下同様)
『壁』の戯れ言を聞いたみゃーこは珍しくぶち切れ、食ってかかろうとしたが、寸前のところでランランに止められた。これがもし『22/7 計算中』だったら、屁理屈クイーンのランランが『壁』に詰め寄るところなんだけどね(笑)。
そんな中、意外な行動に出たメンバーがいた。ニコルんだ。『壁』に頭を下げ「ナナブンノニジュウニを続けさせてください」と懇願。アイドルをやりたい気持ちは誰よりも分かるからだ。しかし『壁』の答えはNo!「それは出来かねます」「あなた方は用済みなのです」と無慈悲なお言葉だ。ニコルんが何度お願いしても返事は同じだったが…。
突然、22/7roomに鈍い音が響き渡る。滝川ちゃんがソファーを持ち上げて『壁』に叩きつけたのだ。滝川⋯マジかよ⋯。 もしかしてニコルんの懇願は、滝川ちゃんを覚醒させるための芝居か!?前回・Bパートのラストで「自分の大切なものを守るためなら、何をしでかすか分からない。そういう人なのだ」と滝川ちゃんのことを評してたから。策士なニコルん、恐ろしい子!
滝川ちゃんは「あなたは何も知らない」「見てなんかいない!」と叫び、メンバーとの思い出や1人ひとりの長所を語り始めた。
「桜ちゃんは、人見知りだった私に最初に声をかけてくれて、アイドルを続ける勇気をくれた、やさしい人」
「麗華ちゃんは、リーダーとしていつも22/7を支えてくれる強い人」
「都ちゃんは、いつだってチームを1つにまとめようとしてくれたムードメーカー」
「ジュンちゃんは、どんな時も前向きで、いつもチームを明るくしてくれる可愛い妹」
「あかねちゃんは、ステージの成功を誰よりも喜んでた心の温かい人」
「斎藤さんは、歌とダンスでいつも22/7を引っ張ってくれた、22/7の中心」
「絢香ちゃんは、いつもクールで少しぶっきらぼうに見えるけど、誰より22/7を愛する人」
今回は尺調みたいな回想シーンが多いけど、ここは卒業式の答辞みたいでうるっとくる。でもニコルんだけ「さん」付けなんだよね。滝川ちゃんの中では別格の存在ってことなのかもしれないけど、百合厨的には「ニコルちゃん」と呼んで欲しかったぞい。麗華様のことを「麗華ちゃん」と呼んだのは初めてなので呼称表に追加しておいた。
22/7(ナナブンノニジュウニ)のキャラクター全11名が お互いをどう呼び合っているのか調べ、呼称表にまとめてみた。呼称が全て判明しているわけではないので暫定版だけどね。今後、新たな情報が入り次第、この記事に追加していく予定。2020年03月30日:滝川みう(呼ぶ側)→佐藤麗華(呼ばれる側)の呼称を追加2020年03月22日:立川絢香(呼ぶ側)→丸山あかね(呼ばれる側)の呼称を追加2020年03月22日:...
滝川ちゃんは再びソファーを『壁』に投げつけて解散の撤回を迫ったが、『壁』は鐘の音を鳴り響かせ光ったものの、何も吐き出さない…。
次はニコルんのターン。ニコルんは『壁』に向かって燭台を投げつける。滝川ちゃんにぶつかりそうで冷や冷やしたぜ!ニコルんの勇気ある行動をきっかけに、他のメンバーも『壁』に罵声を浴びせ始め、ついには室内にあった調度品を手にとり戦う決意を固める。まずは滝川ちゃんがソファーで第三打だ。すると壁は機能を停止。ソファーで破壊された穴からは風が流れ出始めた。
『壁』の向こう側に空間があることに気づいたあーやは、フロアランプで叩き始める。『攻撃的・武闘派』の初期設定は伊達じゃないぜ!
初期設定
あーやの行動を見た他のメンバーも『壁』叩きに参戦!あっという間に『壁』の一部は崩れ落ちてしまった。アイドルアニメの最終回で、アイドル自身が破壊活動をするのは斬新。ていうか女子の力で叩き壊される『壁』って脆すぎだろ。バラエティ番組のセットかよ(笑)。まさか簡単に破壊されるのも『壁』の計画のうちか!?
壁の向こう側にあったのは、赤いランプで照らされた暗室のような部屋。現像されたフィルムやパソコン、指令のプレートを吐き出す装置、監視モニター、そして壁一面に貼られたメンバーの写真…。やべーぞ!やべーぞ!変質者やストーカーってレベルじゃねーぞ!やっぱり悪の秘密結社だろ!そんな中、みゃーこが「どこがランダムやねん!こんな写真集めといて」とツッコミを入れてて草。芸人魂を感じたぜ(笑)。
部屋の奥には謎の階段へ続く入り口があり、風はそこから吹き出していた。『壁』を壊したはいいが、まさかの展開に怯え始めるメンバー。ここで麗華様がリーダーらしい発言だ。普段はポンコツだけど、ここぞという時にはリーダーらしいことを言うぜ。
麗華「でも…知りたくない?私たちが集められた本当の理由」
リーダーに鼓舞され、意を決したメンバー。武闘派あーやを先頭に、謎の階段に歩を進めていく…。
Bパート
階段は上りでけっこう長く、出口にはなかなか辿り着けない。27roomは地下7階だし、垂直距離で地上から40メートル前後はある筈。「お化け屋敷みたいじゃん」と怖がってるずんちゃんは『22/7 計算中』富士急ハイランド回(戦慄迷宮)のネタですな。ランランは滝川ちゃんの手を握ってますね。最終回でまさかのさくみうキマシタワ~!!! ここにきて、まさかのランラン大勝利?(困惑)
『22/7 計算中』ネタや百合ネタを仕込みながら、やっと出口らしき場所に到着した8人。そこに謎の扉があり、隙間から光が漏れている。次から次へと登場する驚きの連続。麗華様がいったん隊列を止めた後、「みんな、準備はいい?」とリーダーらしい発言。あーやは「何が待ってっても文句言うなよ」と茶化すような感じで場を和ませる。すると今度はみゃーこが突然手を伸ばして「薄力粉!」と絶叫。円陣の掛け声だ。
メンバー全員で円陣を組んだ後、ニコルんが「これからは私たちが未来を選ぶのよ。『壁』なんてもう、この世にいないんだから」と激励。22/7にはサブリーダーがいないけど、もし就任するとしたらニコルんだろうね。サブリーダーにはクール系キャラがよく似合う。それにニコルんのペンライトカラーがブルーだし、戦隊ブルー的なポジションとも見做せる。
扉の向こうにあったのは、眩いライトが輝く野外ステージだった。バラエティ番組かよ!ここ感動するところなんだけど、ネタにしか見えず思わず吹いてしまった(←バラエティ脳)。結局のところ22/7メンバーは『壁』の掌の上で踊らされてたというわけか…。
野外ステージは推定1,200名のファンで溢れ、スマホにリズムゲームっぽい画面を表示している。ペンライトの代わりか!?ペンライトを持参してなくても近くのヨドバシカメラで買えるし、スマホを掲げるアイデアは現場の誰かが提案したのかもしれない。まったくよく訓練されたオタクだぜ!
ステージ上のアタッシュケースには8人分のマイクが収納されていた。滝川ちゃんが真っ先にマイクを握りしめ、
「どこでやるか、誰のもとでやるか、そんなの関係ない!」
「歌おう、ここで」
「踊ろう、ここで!」
と言い、それを聞いたメンバーも各々マイクを拾い上げていく。滝川ちゃんがセンターしてる!
ステージのモデルは上野恩賜公園野外ステージ(旧名称:水上音楽堂)で、観客席は1,212席。アバンに出てきた看板の矢印はこの場所を指していたのだ。不忍池の下に地下へ続く階段があるのか!(驚愕)このステージで最終回にライブをするため、逆算して上野動物園の地下にG.I.P.の施設を設けたんだろうね。東京23区内には日比谷公園、代々木公園にも野外ステージがあるけど、地下施設という設定で絵的に面白いのは上野動物園だからな。
集まったファンを前に、滝川ちゃんは22/7の結成について話し出し、アイドル活動の継続を宣言する。
「噂されてるとおり22/7のきっかけは、ただ集められた…それだけでした」
「何事かも分からず動機は不純だったかもしれません」
「ここにいるみんながみんな、アイドルを目指して始めたわけじゃない」
「でも、今ならはっきり言えます!私たちはアイドルが好きです」
「私たちの未来がどうなるのか分かりません」
「明日からの活動がどうなるのか、それは私たちにも分かりません」
「でも、大切な仲間と応援してくれるファンのみなさんがいる限り、22/7は今後もアイドルを続けます!」
ライブの曲目は5thシングルの『ムズイ』。今回、特殊オープニングだったのは、そういう事情だったのか!
伴奏をどうするのかと思ったら、ファンのスマホを音源にしていくスタイル。マイクと照明のスタッフはいるみたいだけど(小声)。スゴイのはファン全員のスマホがシンクロしてる件。いったいどういう仕組みなんだ?と思ってググってみたら、そーゆーアプリがあるんだね。初めて知った。学びだわ~♪アプリのPR動画があったので貼っておく。
ライブの作画は第3話と同じで、手描きとCGを使い分けるアニオタには嬉しい仕様だ。OPテーマを最終回のライブで使うパティーンはアイドルアニメでありがだけど、この場面で『ムズイ』のダンスシーンが補完できたのはありがたい。いつものOP動画も貼っておきます。
エンディングクレジット
今回はエンディングは無く、本編にエンディングクレジットを被せていくスタイル。この場面でライブの種明かしがなされた。『壁』が「一周年ライブを準備せよ」とそれに関わる山のような指令を出していたもよう。しかも22/7メンバーが来なければ何もするなという指令まであった。おそらく、来ない場合も想定した『プランB』もあったんじゃねーか?そうだろ!『壁』!!
合田「壁は、この景色を見せたかったのかもしれない。真にアイドルでいたいと思う気持ちと、信じ合うファン。やらされていた頃とは、まるで違う景色が見えている筈。もう解散と言われ、仕方がないなどと思えるメンバーは1人もいない。彼女たちは、間違いなく、選ばれた8人なのだから」
ライブの準備に奔走している合田マネの作画が面白い(小並感)。これが社畜というやつか。涙を隠して女性スタッフにトナカイ扱いされてて可愛い!(ウホッ)何はともあれ、合田マネお疲れさまッス!
エンディングクレジット(テロップ表示)が終わった後、ニコみうキマシタワ~♪タマリマセンワー♪
やっぱりランランと滝川ちゃんが手を繋いだ描写は当て馬だったか(笑)。
百合厨向けのサービスシーンで終わるのかと思ったら、ニコみう以外のロリ作画まであったぜ!
最後はニコみう きららジャンプでフィニッシュ!スタッフよく分かってる。二人だけの世界尊い!
Cパート
通常エンディングが無かったので、この場面をCパートと呼んでいいのか分からんけど、とりあえずCパートってことにしておきます。
『壁』から新たな指令『新メンバー三人加入』が吐き出される。『壁』を壊したついでに機械も破壊してたら、この指令は出てこなかったな(笑)。
その新メンバーの三人(みかみん・悠希・つぼ)が顔見せで登場。エンディングクレジットでバレてたけどな。彼女たちの活躍は22/7 Vol.6[AA]収録の未放送エピソード#13「8+3=?」で見れる筈。
【22/7】神木みかみ・東条悠希・柊つぼみのアニメ出演が決定!
昨日12月24日に開催された22/7 『Birthday Event 2019』で色々な情報解禁があった。自分はキャラ推しなので、アニメやキャラクター関連の情報をピックアップしておくぞい。...
ファミレスのボタンを押す描写を見ると、『あの日の彼女たち』day02を思い出す。よく見たらボタンのデザインが同じじゃないか。
おわりに
作中で『壁』が実験云々言ってたが、このアニメ自体が実験だったように思える。まず特異なのは『22/7 計算中』というエッジの効いたアイドルバラエティ番組を、全78回も続けた後のアニメ化である件。諸般の事情があったのかもしれないが、一般的にはアニメ化が先でスピンアウト的な番組は後になるのが普通だ。もっともこの方式には予期せぬ副産物があったと思う。コアなファンを獲得したことだ。アニメを先に放送していたら、自分は絶対に観ていなかったと思う。そういう人がけっこういるんじゃないか。
アニメの内容自体も実験的だった。アイドルアニメなのに『壁』という謎の存在が指令を出す前代未聞の設定。初めて聞いた時は面食らったが、ストーリーが進むにつれ、これはこれでアリなんじゃないかと思えてきた。というか『壁』の存在自体、どうでもよくなってきた(笑)。ニュータイプ2020年2月号の記事によると、プロットでは『極秘施設に2人の男』という設定だったという。仮に黒幕的なキャラが出てきても、個人的にはそのキャラの行動原理などを知りたくなり、興ざめするのは目に見えてるぜ。圧倒的な存在を出すことで、視聴者を煙に巻こうとしたなら、まんまとその策略に乗せられたことになけど(笑)。
ストーリーに関しては、当番回(過去話)のキャラ掘り下げが圧巻。古いアニメを例にあげて申し訳ないのだが、キャラの深掘りが『シスター・プリンセス RePure』や『センチメンタルジャーニー』級のクオリティ。このたとえは、分かる人には分かる筈(笑)。逆の見方をすると、当番回のインパクトが絶大で、全12話を通してのテーマ(アイドルとしての成長物語)が霞んでしまったきらいもある。なので、TVアニメで22/7を初めて知った層には訴求力が弱かったかもしれないが、当番回に関しては、コアなファン層は十分楽しめたと思う。
関連記事
当ブログに掲載している『22/7(ナナブンノニジュウニ)』の記事が増えてきたので、過去記事へのリンクをまとめてみた。今後、ナナニジ関連の記事をアップした時はこのまとめに追加していくぞい。もし気になる記事があったら読んでみてね。...
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【22/7 計算中】アニメ最終回&シーズン2開始特番の藤間桜ちゃんは自意識過剰な策略家!
3月27日(金)、TOKYO MXとBS11で『22/7計算中 アニメ最終回&シーズン2開始 全部まとめて番宣スペシャル!』が放送された。アニメ最終回の直前特番を声優ではなくキャラクターがやるという斬新な企画だ。記事中にネタバレがあるので未視聴の方は閲覧注意!...
関連サイト
- TVアニメ「22/7(ナナブンノニジュウニ)」 (TVアニメ公式サイト)
- TVアニメ「22/7」公式@227anime (TVアニメ公式Twitter)
- 22/7(ナナブンノニジュウニ) (公式サイト)
- 22/7(@227_staff) (公式Twitter)
- 22/7 OFFICIAL YouTube CHANNEL (公式YouTubeチャンネル)
- 藤間桜【22/7公式】 (藤間桜 公式YouTubeチャンネル)
- TVアニメ「22/7」 (BS11番組情報)
- TVアニメ「22/7」 (TOKYO MX番組情報)
- 22/7 (アイドル) (Wikipedia)
- 22/7とは (ピクシブ百科事典)
- 22/7とは (ニコニコ大百科)
Amazon.co.jp
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