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[マンガ感想] みなみけ 第122話 「できること」

ヤングマガジン2009年No.13に掲載されている「みなみけ」第122話の感想です。


みなみけ 第122話 「できること」


以下、マンガの内容に触れています。未読の方はご注意ください。


皆さんはゲッツしましたか?今週も漆黒の菓子のお話です。  (扉絵のあおり文)
今回もバレンタインのお話。121話の続きです。扉絵には笑顔の藤岡が描かれていますが、果たして彼はカナのチョコをゲッツできたのでしょうか!?

みなみけ 第122話 「できること」

冒頭からいきなり保坂の妄想が全開。花屋の店頭に貼られていたバレンタインデーのポスターを見た彼は、「オレの手が塞がってたら彼女は躊躇してりまうかもしれない」という妄想を皮切りに、ハルカからチョコをもらうシチュエーションをシミュレート。いつまで経っても終わる気配がありませんw

保坂の登場は第119話以来3話振りとなりますが、相変わらずのきもかっこよさで何より。特に薔薇一輪を手にした姿が素敵すぎ。アッー!!

みなみけ 第122話 「できること」

南家のマンションに向かう途中、たまたま、保坂の妄想シーンを目撃した藤岡。ブツブツとつぶやく保坂の言葉の端々から、バレンタインデーが迫っていることに気付きますが、何だかちょっと浮かない顔です。

みなみけ 第122話 「できること」

南家のマンションに到着した藤岡。ここから前回の話の続きとなります。カナやハルカ、遊びに来ていたトウマ、内田の姿が見当たりませんが、バレンタイン作戦会議の本部をリビングからキッチンに移したのかもしれません。そのため、リビングにあるコタツにあたっているのは、マキ先生チアキ藤岡の三人だけ。もちろん、チアキは指定席である藤岡の膝に座っておりますw

シャイな少年をからかうのが大好きなマキ先生は、第85話『隠すな』(アニメでは「みなみけ おかえり」第6話)の時のように、藤岡に対して「バレンタインは誰のチョコが欲しいのかな?」とかまをかけやがります。それを聞いた藤岡は厳しい顔つきになり、頬には冷や汗がたらり。

みなみけ 第122話 「できること」

「今、バレンタインって言葉が出た瞬間、藤岡の体がピクってなった

膝の上に座り体を密着させているチアキは、藤岡の心の中の葛藤を体を通してダイレクトに感じ取っている模様。どこがピクっとしたのかはよく分かりませんがw そして、チアキの言葉を聞いたマキ先生の藤原いじりはエスカレート。今度は

「カナちゃん・・・・は台所でつまみ食いかな?」

と意図的にカナの名前をあげて、藤岡をからかいやがります。マキの口からカナの名前が出て来たことで、藤岡の体はまたしてもピク。からかわれていると分かっていても、心の変化は隠せません。そんな藤岡を見て、マキ先生は笑いを堪えるのに必死です。ひでぇ・・・w

みなみけ 第122話 「できること」

そんな感じで、さんざん、純情少年の心を弄んだドSなマキ先生ですが

「キミは男だからチョコをもらう相手を選べないと思い込んでない?そんなことはないよ!あがきなさい。できることはあるはず!」

と、最後だけは先生らしい一言を藤岡に送り、彼を奮い立たせやがりました。さすが、バレンタイン17年連続出場のマキ先生です。言葉の重みが全然違いますw

みなみけ 第122話 「できること」

ところが、こういったことにめっぽう疎いのが藤岡君。マキ先生のありがたいお言葉を実践しようとするも、数学の教科書を持っているカナに対して「それ重そうだね、持とうか?」と言ったり、モップ掃除しているカナを手伝おうとして、カナが使っているモップの枝を一緒に握ったりで、やることなすこと全部が空回り状態。ついには自己嫌悪に陥ってしまいます。

一方、藤岡の様子がおかしいことに気付いたカナは、それをケイコに相談。ケイコは「サッカーの練習で疲れてるのかもね」とカナにサジェッション。カナはそれを真に受け、藤原に対してある行動に出ることに・・・。

みなみけ 第122話 「できること」

いよいよバレンタインデー当日。登校したカナは藤原を見つけるなり、「疲れているときは甘いものがいいぞ!」チョコを進呈。可愛いらしいラッピングも無い、ただの市販の板チョコですが、まさかの展開に藤岡は喜びを通り越して呆然とした表情です。

しかし、そんな藤原の思いとは裏腹に、チョコを贈った側のカナは今日が何の日かを完全に忘れていた模様。ケイコに言われて初めてバレンタインデーであることに気付き、顔を赤らめ、焦りを隠せません。(このカナの表情が可愛い 詳細はヤンマガで!)

この後、ケイコはカナが藤原に贈ったチョコの意味を尋ね、カナは「疲れてるときのチョコ!」と即答。そして、藤岡はというと、しばらくの間、口を開けたままチョコをしげしげと眺めていましたが、カナからチョコを貰えたという実感がこみ上げてきたようで、最後はニンマリ。第27話「いっぱいもらった」のチョコ同様、世の中には知らないでいる方が幸せなことがあるようですねw

ヤングマガジン2009年No.13
ヤングマガジン2009年No.13(表紙)

本屋やコンビニでヤンマガNo.13を探す際には、ヤザパイの表紙が目印!
次回の「みなみけ」はヤンマガ3月9日発売号(No.15)に掲載されます。

【関連記事】 ※旧ブログへのリンクも含まれます
■ [マンガ感想] みなみけ 第121話「やる気」
■ [マンガ感想] みなみけ 第120話「ほんの少し」
■ [マンガ感想] みなみけ 第119話 「いただこう」
■ [アニメ感想] みなみけ おかえり 第8話
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■ [アニメ感想] みなみけ 第13話
■ 「みなみけ」原作・第5巻(通常版&限定特装版)を購入
■ [マンガ感想] 今日の5の2 (3話限定復活) 第3回 「イマサラ」
■ 今日の5の2 原作コミックス・OVA・TVアニメのキャラ比較
■ 今日の5の2 キャラクター呼称表 (原作コミックス版)

【関連サイト】
■ みなみけ おかえり (StarChild 公式)
■ みなみけ おかえり (テレビ東京 公式)
■ みなみけ (Wikipedia)



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COMMENT

保坂について考えてみました

122話の保坂の描かれ方から、保坂について考察してみました。
ですのでこちらに投稿させていただきますね。

今回の保坂は、単独で登場という、アニメではなく原作では珍しい登場の仕方でした。

まず注目したいのが、1ページ目から2コマ保坂で、横の柱の文章
「ここまでは絵になる男・保坂!!」です。
つまり、出だしはまだ普通なことが多い、ということですよね。
見た目はイケメンでカッコイイのに、というギャップを突く、ということですね、これは保坂に限らず、色々なキャラがそうなのかもしれません。
ですので、そこから先にどんなことをしたり言ったりするのか、これが重要だと言うことなのかと思われます。

ページをめくると、いきなり叫んでますがw
「ならばオレは!常に右手をあけて彼女を迎えよう!」
この少々暑苦しい気がしないでもない叫びは、童夢版の逆輸入というか影響があるような気がするのですがどうでしょう?
TVアニメ版の5の2もそうでしたが、シリーズ構成のあおしまたかし氏と、保坂回の全てを担当された鴻野貴光氏は、コハル作品の脚本を書くに当たって、独特の感性の波長がバッチリ合う方々なのでしょうね。GJでした。

話が逸れてしまいましたが、保坂の台詞から保坂的発想の特徴を拾っていくと、まずハルカに対してとても誠実ですよね。これは重要です。
とにかくハルカが困らないように、自分はどうすべきか、基本的にハルカのためを考えています。
人工呼吸だのキスだのという、己が欲望など微塵もありません。台詞と相まって、正直カッコイイです。でもきもちわるいですw

ここで、一般人の発想と異なる、重要なポイントが一つあるかと思います。
普通、バレンタインといえば、普通はどうすればチョコを貰えるか、そう考えますよね、実際、122話はそういう話です。
ところが保坂は、この当然な過程を華麗にすっ飛ばしてるんですよねw
これは、ハルカに子供がいると聞いて、父親は誰だという、当然の疑問をすっ飛ばして二児の父になってしまうのと同じです。
保坂的発想は、当然の過程をすっ飛ばし、常に二歩三歩先に行ってしまう、というのがあるんですね。
二児の父のときは、都合の悪いことは考慮外の人なのかと思いましたが、それだけではなかったんですね。
そして二歩三歩進んだ先が、やはり一般人とは違う、何故そっちの方向に行くの?wという、明らかに普通と違う方向に行ってしまうことでしょう。
例えば、幾つかの案から一つを選ぶときに、多くの人が、これは無いな、と思ったものをあえて選ぶ斜め上さがあると思います。
ここが、ありがちな妄想キャラとは違う、保坂のオンリーワン的な部分なのではないでしょうか。

今回は話の導入役として、保坂の出番は終了でしたが、保坂メイン回ならば当然他のキャラとの絡みが出てくるでしょう。
マキはツッコミ、アツコは錯覚と困惑、速水先輩は煽って落として、ナツキは一緒になってボケる、という感じでしょうか。
ここに最近は、真に受けた上に勘違いする、というリアクションのヒトミが加わってバリエーションが増えましたね。
とにかく、キャラ同士の掛け合いで笑いを取るのがみなみけであり、保坂だって例外ではない、ということですよね。単体で何か変なことしてるのは、正解たりえないと言えるでしょう。
そして掛け合いの台詞ですね、単体で抜き出すと、確かにカッコイイことを言っているのに、その場の流れや空気から明らかに浮きすぎているだろう、という類のものですね、これは感性の問題で、そういう台詞を書けちゃう人と、どうしても書けない人がいるのかな、と思いますが…。

これらの点を押さえておけば、オリジナル脚本で、あまりおかしなことにはならないと思うんですが…。
でも保坂は活かすのが難しいキャラであるのは確かですね。

| とおりすがり | 2009/03/04 | URL

Re: 保坂について考えてみました

◆とおりすがりさんへ
> 122話の保坂の描かれ方から、保坂について考察してみました。
> ですのでこちらに投稿させていただきますね。

保坂に関する素晴らしい考察ありがとうございます。m(_ _)m

> 今回の保坂は、単独で登場という、アニメではなく原作では珍しい登場の仕方でした。

そうですね。119話では速水が脇にいましたし。

> TVアニメ版の5の2もそうでしたが、シリーズ構成のあおしまたかし氏と、保坂回の全てを担当された鴻野貴光氏は、コハル作品の脚本を書くに当たって、独特の感性の波長がバッチリ合う方々なのでしょうね。GJでした。

5の2DVD秋の記事でも書きましたが、鴻野とあおしまさんはコハルワールドをよく分かっています。
というか、コハル作品が心底好きなんでしょうね。

> とにかくハルカが困らないように、自分はどうすべきか、基本的にハルカのためを考えています。
> 人工呼吸だのキスだのという、己が欲望など微塵もありません。台詞と相まって、正直カッコイイです。でもきもちわるいですw

保坂のハルカに対するスタンスは、やっぱり無償の愛ですよね。
おかえり9話みたいに、見返りを求めてはいけません。(キッパリ)

> 保坂的発想は、当然の過程をすっ飛ばし、常に二歩三歩先に行ってしまう、というのがあるんですね。
> ここが、ありがちな妄想キャラとは違う、保坂のオンリーワン的な部分なのではないでしょうか。

それを直感で感じ取る速水はさすが!w

> 今回は話の導入役として、保坂の出番は終了でしたが、保坂メイン回ならば当然他のキャラとの絡みが出てくるでしょう。
> マキはツッコミ、アツコは錯覚と困惑、速水先輩は煽って落として、ナツキは一緒になってボケる、という感じでしょうか。
> ここに最近は、真に受けた上に勘違いする、というリアクションのヒトミが加わってバリエーションが増えましたね。

チアキは保坂と2回邂逅していますが、お互いに正体不明なんだけど、
お互いの行動に影響を与えているという珍しいケースになりますね。
カナと保坂が出会ったら、どうなるんだろう・・・正直予測不能ですが
それを考えるとワクワクしますw

> とにかく、キャラ同士の掛け合いで笑いを取るのがみなみけであり、保坂だって例外ではない、ということですよね。単体で何か変なことしてるのは、正解たりえないと言えるでしょう。
> そして掛け合いの台詞ですね、単体で抜き出すと、確かにカッコイイことを言っているのに、その場の流れや空気から明らかに浮きすぎているだろう、という類のものですね、これは感性の問題で、そういう台詞を書けちゃう人と、どうしても書けない人がいるのかな、と思いますが…。

日本のギャグやコメディー(漫才等の芸能も含む)の基本はボケツッコミですが、アニメ
オリジナルの保坂は、ピンのボケで笑いを誘う海外のコメディアンにしか見えないんですよねw

それから、「おかえり」の小鹿りえさんって、名前からして女性ですよね。性別の違いでどうこう
言うつもりは全くありませんが、男から見た保坂観と女性から見た保坂観って微妙に違うのかなぁ?
なんて気がしてきました。

| 三四郎. | 2009/03/04 | URL













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