【森田さんは無口】まんがライフMOMO 2018年3月号で森田さんが「生」を感じる

2018年01月30日公開

2020年03月14日更新

森田さんは無口 0 Comments

1月29日発売の『まんがライフMOMO 2018年3月号』。月数は3月号で発売日は1月末だけど、MOMO連載の『森田さんは無口』としては2018年最初のエピソードだ。

まんがライフMOMO 2018年3月号

『森田さんは無口』サイレンス・122

森田さんが「生」を感じる！いったどんなエロい話なんだと思ったでしょ？残念！「生」は「なま」じゃなくて「せい」（生きる）の方だから。記事タイトルで釣って申し訳ない。

今回のエピソード前半は花ちゃんの話題が中心。花ちゃんといえば、家庭の問題絡みのブラックな自虐ネタでお馴染みだけど、今回も闇の深そうな発言を初っ端からかましている。舞台は真冬の通学路。森田さんたち仲良し４人組が一緒に登校していた際、花ちゃんが唐突に淡々と語り始める。

「⋯私この季節好きなんだよね」
「みんなの吐く息が真っ白に見えるでしょ？」
「これを見ると⋯あぁあの人ちゃんと生きてるんだなぁって安心するんだよね」
「フフフ⋯」
「生きてる安心感は大事だよ⋯？」

松坂家の嫁姑問題（花ちゃんのお婆ちゃんとお母さんのケンカ）は相当ヤバイ領域に踏み込んでいそう。家の中では「同じ空気吸うのもイヤ」なんて口撃も飛び出しているらしい。

一方、それを聞いた森田さんは「『息』を見ることは『生き』を見ることに繋がってるのかもしれないなぁ⋯」と、名言集に載ってそうな言葉でしんみり。これは、後半のコメディ展開の伏線的なモノローグでもある。

いやそれにしても今月号はやけ重い流れだな～と思って先に進んだら、美樹ちゃんが「同じ空気を吸いたくない」の「同じ空気」の範囲はどこまでか？という話題を投げかけ、ようやく日常系４コマらしい雰囲気になった。そして例の男子クラスメイト２名によるツッコミというか願望の吐露、更にクラス委員の山本さんが絡んだオチで前半はドタバタ展開で終了。